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2026-04-03

米駆逐艦、極超音速兵器を搭載へ

US Navy Awards Lockheed $1.35B to Field Hypersonics on USS Zumwalt [LINK]

【海外記事より】アメリカ海軍は、ロッキード・マーティン社に対し、最新鋭のステルス駆逐艦「ズムウォルト」へ極超音速兵器を搭載するための契約として、13億5000万ドルの修正契約を締結しました。この契約には、統合的なプログラム管理やエンジニアリング、ミサイル生産に必要な長納期材料の調達、さらには試験や専用工具の整備などが含まれています。作業の大部分はコロラド州デンバーで行われる予定で、全体の完了は2032年9月を目指しています。これにより、アメリカ海軍が推進する「統合即応攻撃(CPS)」と呼ばれる極超音速兵器システムの運用が本格化することになります。

今回の契約は、ズムウォルトが造船所での大規模な改修を終え、海上試運転を開始したことを受けて行われました。この改修では、当初搭載されていた2基の155ミリ砲が取り外され、代わりに直径87インチの大型ミサイル発射筒が4基設置されました。それぞれの発射筒には、海軍と陸軍が共同で開発している極超音速滑空体を搭載したミサイルを3発ずつ、計12発格納することができます。このシステムは、海上や海中のプラットフォームから、2775キロメートル以上の射程距離で非核の精密打撃を行う能力を備えるように設計されており、現代の防衛網を突破する強力な攻撃手段となります。

極超音速兵器の統合によって、ズムウォルト級駆逐艦の役割は、従来の沿岸作戦から外洋での長距離打撃任務へと大きく拡大することになります。実際の艦上試験については、現在進行中の地上試験の状況などの影響もあり、2027年または2028年に実施される見通しです。アメリカ海軍は今後、このシステムを同型の「マイケル・マンスーア」や「リンドン・B・ジョンソン」にも順次導入していく計画です。さらに、将来的にはバージニア級原子力潜水艦への搭載も予定されており、極超音速兵器による打撃能力を艦隊全体へと広げていく方針を明確にしています。

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