DC gala shooting suspect aired grievances against Trump in writings | AP News [LINK]
【海外記事より】ワシントンで先週土曜日の夜に開催されたホワイトハウス記者会見夕食会において、発砲事件を起こした容疑者の男が、犯行直前に家族へ送った手紙の中でトランプ政権の政策を強く批判し、自らを「連邦政府の親切な刺客」と称していたことが明らかになりました。AP通信が確認したメッセージによると、当局はこの事件が政治的な動機に基づくものであるとの見方を強めています。ワシントン・ヒルトンで銃声が響く数分前に送信されたこの文書には、大統領の名前を直接挙げずともトランプ氏を指していることが明白な記述が繰り返されており、東太平洋での麻薬密輸船に対する米軍の攻撃など、政権の様々な行動に対する不満が綴られていました。
捜査当局は、この文書やSNSへの投稿、家族への聞き取り調査を、容疑者の心理状態と動機を解明するための最も有力な証拠として扱っています。逮捕されたのはカリフォルニア州出身の31歳の男、コール・トマス・アレン容疑者で、複数の銃とナイフを持って夕食会のセキュリティ・チェックポイントを突破しようとした疑いが持たれています。アレン容疑者の兄は、この文書を受け取った後にコネチカット州の警察に通報しました。また、メリーランド州に住む容疑者の妹の証言によれば、容疑者はカリフォルニアの銃砲店で合法的に複数の武器を購入し、両親に無断で自宅に保管していたといいます。妹は、兄が過激な発言をする傾向があったとも述べています。
AP通信が精査した1000語を超える文書は、支離滅裂ながらも非常に個人的な内容で、「みなさん、こんにちは!」という軽い挨拶から始まり、家族や同僚、さらには事件に巻き込まれる可能性のある見ず知らずの人々への謝罪へと続いていました。政治的な怒りと宗教的な正当化が混在する中で、男は現場の警備体制が甘いと嘲笑し、武器を所持したまま検知されずにホテル内に侵入できたことに驚きを示していました。当局の調べによれば、容疑者はカリフォルニアから列車でシカゴを経由してワシントン入りし、数日前から会場となったホテルに宿泊して機会を伺っていた単独犯であると見られています。
夕食会が始まって間もなく、容疑者が大宴会場に向かって突進した際に警備員に取り押さえられ、もみ合いの中で発砲がありました。トランプ大統領は無傷でステージから避難しましたが、会場内は一時騒然となり、出席者はテーブルの下に身を隠す事態となりました。司法省の暫定責任者は、容疑者が大統領を含む現政権の関係者を標的にしていた可能性が高いと指摘しています。容疑者はコンピューターサイエンスの修士号を持つ高学歴な家庭教師であり、過去には車椅子用の新しいブレーキを開発してメディアに取り上げられた経験もありました。今回、3度目の暗殺未遂に直面した形となるトランプ氏は、世界的に暴力が増加している現状に対して団結と超党派の癒やしを呼びかけています。