リバタリアン通信
自由と平和に愛を込めて。
注目の投稿
「反インフレ経済勉強会」開講のお知らせ
インフレは税の一種です。しかも普通の税よりも悪質な税です。ところが、この事実はよく理解されていません。それどころか、多少のインフレはむしろ良いことだという嘘が、現在主流の国家主義的な、誤った経済学(ケインズ経済学)や、そこから派生した極端な説 (MMT=現代貨幣理論など) によっ...
2026-02-19
カエルの毒で殺害?
自由は静かに奪われる
敗北を認められない欧州
習近平体制の行方
銀の紙上取引が限界に
AIの判断、人間の判断
専門家と政府の結託
金本位制復帰の激変緩和策
勝者はいつもエリート層
貧しさは生き残る武器
AIブーム、崩壊の危機?
ベトナム、金闇市場の規制強化
2026-02-18
原発ルネサンス
中世を美化するな
一触即発の核の影
- 多弾頭化の復活: 条約制限のために一発に制限していた陸上配備型ICBM(ミニットマンIIIおよび次世代型センチネル)を、本来の多弾頭搭載能力まで戻すこと。
- 戦域核能力の増強: 核搭載型海洋発射巡航ミサイル計画の完遂。
- 前方展開: 欧州および太平洋地域への戦術核兵器の追加配備。
- 極超音速兵器の開発: ロシアや中国に対抗し得る極超音速核伝達システムの加速。
- 核実験のタブー打破: 1992年以来の「爆発を伴う核実験」のモラトリアムを終わらせ、エネルギー省に対し実験再開への準備を求めること。
アメ車の逆襲?
本物の証明
ロシアは超大国でない?
気候危機の嘘
通貨崩壊、歴史は繰り返す
エプスタイン氏とリバタリアン
事実上の併合を加速
イラン抗議デモの内幕
自由市場と普通の人々
自給自足が国を滅ぼす
投資の進化論、不適合者が生き残る
銀、現物不足が深刻
ミレイ氏が中央銀行を救った理由
「自由の英雄」の現実
お金の魔法はない
公民権法の撤廃を
小市民を守れ
効率的市場仮説は正しいか?
ダリオ氏「世界秩序は崩壊した」
It’s Official: The World Order Has Broken Down [LINK]
【海外記事紹介】世界最大級のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツの創業者であるレイ・ダリオ氏が、自身のSNSで極めて衝撃的な警告を発しました。ダリオ氏は、第二次世界大戦後の1945年から続いてきた国際秩序が、今まさに「正式に崩壊した」と断言しています。これは、先日のミュンヘン安全保障会議での各国の反応を現地で直接見聞きした結果によるもので、世界は今、国際法やルールが支配する時代から、剥き出しの力が支配する「ジャングルの法則」の時代へと完全に移行したというのです。
ダリオ氏によれば、現在の主要国は「囚人のジレンマ」と呼ばれる心理的な袋小路に陥っています。相手が軍備を増強し、経済的な圧力を強める中で、自国だけが歩み寄れば「弱さ」と見なされ、将来的に破滅を招く。そのため、どの国も平和的な対話を諦め、貿易や先端技術、資本の流れ、さらには軍事的な衝突に至るまで、際限なくエスカレートせざるを得ない状況にあると分析しています。特にダリオ氏が危惧しているのは、こうした不信の連鎖によって、本来であれば回避可能であったはずの「愚かな戦争」が、いとも簡単に引き起こされてしまうリスクです。
さらに、ダリオ氏は「資本の戦争」の激化についても強い警鐘を鳴らしています。他国の資産凍結や、特定市場からの締め出しといった手段が、国際政治の標準的な戦術として常態化しました。これにより、私たちが当たり前だと信じてきた自由な投資や決済の基盤は、常に政治的なリスクに晒されることになります。ダリオ氏は、これを国家が富を強力な武器として活用する新時代の象徴だと捉えています。
この外部的な無秩序は、各国の内部に潜む深刻な経済的ストレスとも共鳴しています。歴史的なレベルまで積み上がった政府債務と、解消の目処が立たない格差の拡大。政府はもはや、増税や、通貨を大量発行してその価値を薄めることでしか、この矛盾を解決できない段階に来ています。ダリオ氏はこれを、歴史上の覇権国家が衰退する際に必ず辿る「ビッグサイクル」の最終局面、すなわち大きな混乱を伴う秩序の再編期であると位置づけています。
ダリオ氏は、政府の債務に関連する資産から離れ、金や特定の国に依存しない中立的な資産への分散を急ぐよう説いています。
2026-02-17
宇宙戦争の無駄遣い
シオニズム至上主義に一石
米軍事能力の衰退
ルビオ氏の新帝国主義
中露、イラン・キューバへの米圧力に対抗
米保守派メディアの混沌
移民と植民
政府は企業ではない
教育と国家の分離を
危機で備えるべき10の死因
マリ政府、カナダ産金大手と事業再開
アインホーン氏「金は米国債の座を奪う」
ドルを待つ厳しい時代
イラン、相互の経済利益を強調
言論封殺を許すな
Z世代、「同性愛への寛容さ」に反発
中国の対米輸出がなくなったら?
ドル上昇に警戒を
消費者物価指数に気をつけろ
2026-02-16
カリフォルニア州の経済的自殺
環境保護の浪費
米憲法の氷河期
キューバ、植民地に戻る?
Will Cuba Return to US Colonial Rule? - The Ron Paul Institute for Peace & Prosperity [LINK]
【海外記事紹介】アメリカとキューバの緊張が再び極限まで高まる中、キューバがかつてのような「米国の植民地」に逆戻りしてしまうのではないかという、歴史の転換点を予感させる論評をご紹介します。長年この地域を追い続けてきたベテラン・ジャーナリストのエリック・マーゴリス氏は、現在のトランプ政権による締め付けが、キューバを国家崩壊の淵へと追い込み、意図的な支配構造の再構築を狙っていると強く警鐘を鳴らしています。
かつてアーネスト・ヘミングウェイが愛し、誇り高い「西インド諸島の貴族」と称されたキューバの人々は、半世紀以上にわたる米国の経済封鎖に耐え続けてきました。フィデル・カストロ氏が築いた社会主義体制は、米国の圧力に屈することを拒み続けてきましたが、2026年現在の状況はかつてないほど絶望的です。トランプ政権がベネズエラへの関与を強めた真の目的は、ハバナへ供給されていた不可欠な石油ルートを断つことにありました。その結果、現在キューバでは電力の半分が失われ、公共交通や工場、さらには軍の活動までもが停止し、食糧不足が深刻化しています。かつての経済の生命線であった観光業も、燃料不足による航空便のキャンセルで壊滅的な打撃を受けています。
マーゴリス氏は、この「兵糧攻め」の先に米国が描くシナリオを鋭く指摘します。島を麻痺させ、民衆の蜂起を誘発することで、現在の政権を転覆させるという筋書きです。フロリダ州に拠点を置くカストロ政権を嫌う亡命キューバ人グループや、マルコ・ルビオ国務長官といった強硬派は、共産主義体制の崩壊を勝ち誇るように見守っています。彼らの関心はすでに「ポスト・カストロ」の利権にあり、ハバナの再開発計画や、かつての悪名高き賭博と売春が横行した時代を彷彿とさせる支配体制の復活を画策していると氏は述べています。
結局のところ、この強硬策は米国内の選挙戦略とも密接に結びついています。フロリダ州の亡命キューバ人票を固めることは、米大統領選において極めて重要な意味を持ちます。このままでは、誇り高き歴史を持つハバナの街並みは、フロリダのフォートローダーデールのようなどこにでもある米国の観光都市へと変貌し、キューバは再び米国の事実上の植民地へと転落してしまうでしょう。ロシアの影響力は一掃され、カリブ海に浮かぶ不屈の島は、今、まさに国家としての存亡を懸けた最大の危機に直面しています。