Just Get Out! Now! - The Ron Paul Institute for Peace & Prosperity [LINK]
【海外記事紹介】元米連邦下院議員のロン・ポール氏は、トランプ大統領自身の声明や側近の発言、そして一連の報道から明らかになった事実として、米国が専門家の助言を完全に無視したまま、中東で大規模な戦争を開始したと厳しく批判しています。ホワイトハウスの報道官によれば、国務省や国防総省、国家安全保障会議などの専門機関は一切関与しておらず、大統領は「イランが攻撃してくるという予感があった」という理由だけで攻撃を決定しました。
その「予感」を補強したのは、イラン外相との交渉から帰国した大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏と友人のスティーブ・ウィトコフ氏でした。しかし、ポール氏が引用した報告によれば、両氏は核開発に関する基礎的な技術知識や歴史的経緯を致命的に誤解しており、イラン側の提案を大統領に誤って伝えたことで戦争を後押しした可能性が指摘されています。専門家が立ち会わない不正確な情報が決断の根拠となり、憲法上の責務を果たすべき連邦議会も機能せず、国民への十分な説明もないまま開戦に至ったとポール氏は憤りを見せています。
トランプ氏が掲げた「新たな戦争を始めない」という公約は空虚なものとなり、イランは事前の警告通りに域内の米軍基地への報復攻撃を断行し、ホルムズ海峡を封鎖しました。これにより石油価格は高騰し、世界経済と米ドルの価値は崩壊の危機に瀕しています。トランプ氏は3月上旬に「イランとの戦争に勝った」と早すぎる勝利宣言をしましたが、直後に封鎖された海峡を開放するため他国に艦船の派遣を懇願し、各国から拒絶されるという事態を招いています。
ポール氏は、この戦争ですでに多くの兵士が犠牲となり、数十億ドル相当の軍事設備が壊滅的な被害を受けたことは、米国史上最悪の軍事的大失敗の一つであると述べています。核兵器の使用という破滅的な選択肢を除けば、もはや有効な軍事手段は残されていません。唯一の現実的な選択肢は、かつてのベトナム戦争時と同様に「今すぐ撤退すること」だけです。中東の基地を放棄し、帝国的支配に終止符を打たなければ、状況はさらに悪化する一方であるとポール氏は強く警告しています。
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