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2026-03-25

トランプ王の狂気

The Madness of King Trump - The American Conservative [LINK]

【海外記事より】米外交専門誌フォーリン・アフェアーズは、トランプ大統領が進める外交政策を「戦争と略奪の政策」と呼び、アメリカを攻撃も脅迫もしていない遠く離れた国イランに対し、法を無視して全面戦争を仕掛けたと批判しています。かつてトランプ氏は「アメリカ・ファースト」を掲げ、外交のない対外政策を非難していましたが、現在の彼は、建国の父たちが恐れた「無謀な専制君主」のように振る舞っていると指摘されています。

記事によれば、この軍事行動ですでに多くの子どもを含む1,200人以上の民間人が犠牲になっていますが、トランプ氏はイランの無条件降伏を要求し、地上軍の投入すら否定していません。彼は自らの権力に限界があるか問われた際、「自分の道徳心と心だけが自分を止められる」と答え、自らを国家そのものと同一視する「太陽王」のような姿勢を見せています。また、自身の利益や他国の指導者の意向に沿って、米軍を他国への破壊や資源の略奪のために利用しているとも述べられています。

イランとの対立についても、イラン側はかつて核開発の制限に合意し、さらに多くの譲歩を申し出ていたにもかかわらず、トランプ氏がそれを個人的な感情から破棄し、戦争へと突き進んだ経緯が綴られています。この強硬な姿勢は、皮肉にもイラン国内の強硬派を正当化させ、「核兵器こそが生き残る唯一の道だ」と思わせる結果を招いています。さらに、ベネズエラでの資源管理を巡る強引な手法や、デンマークやメキシコといった同盟国に対する威圧的な態度は、自由で民主的な移行を妨げ、独裁政権を定着させる結果となっていると警鐘を鳴らしています。

結局のところ、トランプ氏の政策は、相互協力の利益を無視し、力と金だけを判断基準とする「重商主義」や「帝国主義」への回帰であると記事は結論づけています。憲法が定めた大統領権限の制限を逸脱し、議会の宣戦布告権を形骸化させている彼の行動は、世界の平和に対する脅威であるだけでなく、最終的にはアメリカ国民自身にとって最も危険な存在になるだろうと結んでいます。

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