China & Silver | SilverSeek [LINK]
【海外記事より】世界的なシルバー市場において中国がどのような動きを見せているかについて、ある海外記事の内容をご紹介します。この記事によれば、現在、上海黄金交易所と上海先物取引所におけるシルバーの在庫は、2015年の第3四半期以来の低水準にまで落ち込んでいます。これは、市場に在庫がほとんど存在しないに等しい状況であることを示唆しています。
特筆すべきは、中国のシルバー輸出入に関する最新のデータです。2026年1月と2月の統計を確認すると、2月だけで約450.6トンのシルバーを輸入した一方で、輸出は約291.8トンにとどまりました。中国が輸出量よりも輸入量を多く記録したのは、2024年半ば以来のことです。これまでの10年間の推移を振り返ると、中国は2020年の第3四半期からシルバーの純輸出国となっており、その傾向は昨年9月にピークを迎えました。しかし、それ以降のデータを見ると、これまでの流れが反転する兆しが見て取れます。
中国当局は今年、多くの企業に対してシルバーの輸出ライセンスを付与していますが、記事の著者は、こうしたライセンスは状況次第で制限されたり、取り消されたりする可能性があると以前から指摘しています。上海の取引所における在庫の急速な減少に加え、コメックスやiシェアーズ・シルバー・トラスト、さらにはその他の投資信託や上場投資信託においても、シルバー在庫の減少が数ヶ月にわたって続いています。
また、コメックスの保管庫全体の在庫状況についても触れられています。約1年前から、ほぼすべての保管庫で在庫が急激に減少しているのです。ある専門家の分析によれば、特定の金融機関が公表している在庫の一部は、実際には信託財産として保持されているものであり、自由に動かせる実質的な在庫は公表値よりも大幅に少ない可能性があるとの見解も示されています。
業界の有力者からは、物理的なシルバーに対する需要は極めて旺盛であるという声が上がっています。シルバー市場は現在、構造的な供給不足の6年目に入っています。今回の中国に関するデータは、供給不足を裏付ける新たな兆候の一つと言えるでしょう。これらを踏まえると、100ドル未満にとどまる現在のシルバー価格が将来も続くかどうかは、疑問が残ると記事は結んでいます。
0 件のコメント:
コメントを投稿