Egypt’s al-Sisi says only Trump can stop war, warns oil could top $200 [LINK]
【海外記事より】エジプトのシシ大統領は、月曜日にカイロで開催されたエネルギー会議において、現在進行中のイランとの戦争を止めることができるのはアメリカのトランプ大統領だけであると訴えました。シシ大統領は、トランプ大統領に対し、湾岸地域におけるこの戦争を止められるのはあなたしかいないと述べ、戦争を止めるための助力を切実に求めました。エジプト政府は、湾岸のアラブ諸国に対するイランの攻撃を非難しており、地域全体に及ぶ広範な戦争を避けるための外交努力を続けています。この戦争は供給不足と価格高騰という二重の衝撃を引き起こしており、大統領はその深刻な影響がまだ完全には現れていないと指摘しています。
シシ大統領は、生産施設や精製所などのエネルギー施設が攻撃の対象となることで、世界経済や燃料価格に非常に深刻な影響が及ぶことを危惧しています。市場関係者の間では、原油価格が1バレルあたり200ドルを超える可能性があるとの見方が出ていますが、大統領はこれが決して誇張ではないと警鐘を鳴らしました。また、エネルギー問題にとどまらず、肥料の輸出が停滞することで世界の食料供給にも危機が迫っていると言及しました。富裕国であればこうした価格上昇を吸収できるかもしれませんが、中所得国や経済基盤の脆弱な国にとっては、国家の安定を揺るがす極めて深刻な事態を招きかねないと強調しています。
今回の訴えの背景には、2025年11月にエジプトのシャルム・エル・シェイクで合意に至ったガザ地区での停戦において、トランプ大統領が果たした役割への評価があります。シシ大統領は、当時の紛争についてもトランプ大統領こそが終結させられる唯一の人物であると述べており、今回も同様の指導力を期待している形です。一方で、湾岸協力会議(GCC)のブダイウィ事務局長も会議にオンラインで参加し、国際社会に対して重要な海上航路の保護を強く求めました。事務局長は、イランによるホルムズ海峡の封鎖や地域のエネルギーインフラへの攻撃を国際法に対する明白な違反であると非難しています。
現在、サウジアラビアやアラブ首長国連邦、クウェートなどのGCC加盟国は、ドローンやミサイルによる攻撃にさらされています。かつて世界の石油供給の約5分の1を担っていたホルムズ海峡が封鎖されたことで、極めて重要な輸送ルートが遮断されています。事務局長は、こうしたイランによる一連の行動は世界全体に対する脅威であり、世界のエネルギー供給に直接的な危機をもたらしていると訴えました。中東地域が直面しているこの危機的状況は、エネルギー価格の暴騰や食料危機の懸念を通じて、世界経済の安定に大きな影を落としています。
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