Yes, MAGA’s Fracturing Over Iran - The American Conservative [LINK]
【海外記事より】現在、トランプ大統領が率いる「MAGA(アメリカを再び偉大に)」運動が、イランとの戦争を巡って深刻な分裂の危機に直面しています。かつて2016年の選挙において、トランプ氏はイラク戦争などの「終わりのない戦争」を激しく批判し、不必要な介入を避ける平和の使者として支持を集めました。しかし、今や大統領は自ら「MAGAとはイランの核武装を阻止することだ」と定義を塗り替え、強硬な主戦論へと舵を切っています。この急変に対し、初期からの支持者や独立系の有権者の間で、公約違反であるという「裏切り」の感情が急速に広がっています。
ホワイトハウス側は、依然として支持者の85%がイラン攻撃を支持しているという世論調査を盾に、団結を強調しています。しかし、その内実を詳しく見れば、無党派層や独立系有権者の支持率は20%から30%台と極めて低く、トランプ氏に一票を投じた有権者の約4分の1が今回の開戦に反対しているというデータもあります。かつてトランプ氏を支持したジョー・ローガン氏のような影響力のあるポッドキャスターも、「反戦を掲げて当選したはずなのに、なぜ戦っているのか理解できない」と公然と批判を始めており、若年層や労働者層の熱量が目に見えて冷え込んでいます。
さらに深刻なのは、戦争による経済的二次被害です。ホルムズ海峡の封鎖に伴うエネルギー価格の高騰は、トランプ支持の原動力であったインフレ対策への期待を根底から覆し、世界的な不況を招く恐れがあります。これに対し、政権内では異論を唱えるメディアのライセンス剥奪を示唆したり、批判的な保守派人士を「裏切り者」としてリストアップしたりするなど、強権的な言論弾圧の動きも出始めています。かつての支持層が敵に回る中、この戦争が泥沼化すれば、MAGA運動そのものが存続の危機に立たされるだけでなく、次回の選挙において共和党全体に壊滅的な打撃を与える可能性があると分析されています。
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