注目の投稿

「反インフレ経済勉強会」開講のお知らせ

インフレは税の一種です。しかも普通の税よりも悪質な税です。ところが、この事実はよく理解されていません。それどころか、多少のインフレはむしろ良いことだという嘘が、現在主流の国家主義的な、誤った経済学(ケインズ経済学)や、そこから派生した極端な説 (MMT=現代貨幣理論など) によっ...

2026-03-25

シオニスト大統領、自由の英雄に

The most Zionist president in the world is now the greatest Austro-libertarian hero of all time [LINK]

【海外記事より】米シンクタンク、ミーゼス研究所の演壇において、世界で最もシオニスト的だと自認する大統領(ミレイ・アルゼンチン大統領)が、オーストリア学派の原則やアナルコ・キャピタリズム(無政府資本主義)の思想を広めるために、かつてないほどの貢献をした人物であるとの発言がなされました。この記事を執筆したフェルナンド・キオッカ氏は、ミレイ氏の宣伝担当者(ヘスス・ウエルタ・デ・ソト教授)を講演に招いたことがもたらした結果について、厳しい視点から論じています。その発言があった当日、特定の勢力を支持するアカウントは、ミーゼス研究所の承認を得た形となったこの言葉を即座に利用しました。そして、仮想通貨詐欺に関わっているとされるミレイ氏こそが、史上最高のオーストリア学派的リバタリアンであるという主張を再確認する動きを見せました。

ミレイ氏本人も自身のXアカウントを用いて、ミーゼス研究所の拍手喝采の中で、自分が史上最高のリバタリアン・ヒーローとして認められたことを誇示しています。しかし、筆者はこの状況を極めて冷ややかに分析しています。ミレイ氏がアナルコ・キャピタリズムという用語を一般大衆に知らしめたことは事実ですが、それによってこの思想が、特定の政治属性と結びついてしまったことを問題視しています。具体的には、シオニストであり、新保守主義(ネオコン)的な戦争支持者であり、さらには通貨インフレを容認し、薬物対策や言論統制を行う政府のイメージと、アナルコ・キャピタリズムが同義のものとして世間に定着してしまったと批判しています。

さらに記事は、ミレイ氏の経済学に対する理解についても疑問を投げかけています。彼は戦争犯罪に関わるとされる政治家たちと親交を持ち、特定の軍事行動を支持していますが、その政治思想以上に経済的な理解が乏しいと指摘されています。ミレイ氏は新古典派経済学者であり、かつて連邦準備理事会(FRB)の議長を務めたベン・バーナンキ氏が世界を救ったと考えている点に、その矛盾が表れているといいます。筆者は、ミレイ氏のような人物がリバタリアンの代表として称賛される現状を、ミーゼス研究所の歴史における暗い一日であると結論づけています。本来の自由主義の理念が変質し、特定の政治的文脈に利用されている現状への強い懸念が、この記事の核心となっています。

0 件のコメント: