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2026-03-10

まもなく終戦か、長期戦か

Trump Says He Hasn't 'Won Enough' in Iran While IRGC Says It's Ready To Fight for 10 Years - News From Antiwar.com [LINK]

【海外記事紹介】トランプ大統領は3月9日、イランとの紛争が間もなく終了する可能性があるとの見解を示しましたが、一方でイラン側は10年に及ぶ長期戦も辞さない構えを見せており、両国の主張は真っ向から対立しています。トランプ氏は会見で、イランの海軍や空軍、通信網はすでに壊滅状態にあり、戦争は「ほぼ完了している」と述べました。しかし、同日の別の発言では「まだ十分には勝っていない」とも口にしており、さらなる勝利を追求するために攻撃を継続する意向をにじませるなど、政権内でのメッセージには一貫性を欠く部分も見受けられます。

これに対し、イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)の高官は、一時的な休戦は米国やイスラエルによる再攻撃の準備期間を与えるだけだとして、停戦に応じる姿勢を否定しました。イブラヒム・ジャバリ准将は、イラン軍は数年前から米国の攻撃を想定して準備を進めてきており、必要であれば今後10年間戦い続ける準備があると言明しています。イラン側の最終的な要求は、米国が中東地域から完全かつ永久に撤退することであり、将来にわたって二度と攻撃が行われないという決定的な保証がない限り、戦いを止めることはないとしています。

特に緊張が高まっているのが、現在革命防衛隊によって事実上閉鎖されているホルムズ海峡の扱いです。トランプ大統領は同海峡を「制圧」することを検討していると言及しましたが、ジャバリ准将はこれに強く反発しています。准将は、米国の軍艦が戦略的要衝である同海峡に進入するのを待ち構えており、未公開の最新鋭ミサイルで撃沈する準備ができていると警告しました。すでに少なくとも10隻の石油タンカーを攻撃した実績を誇示し、米軍艦を「海の底へ送る」と挑発的な姿勢を崩していません。

原油価格はこの情勢を反映し、一時1バレル120ドル近くまで急騰しましたが、トランプ氏が紛争終結の可能性を示唆したことで90ドル以下まで下落するなど、極めて不安定な動きを見せています。米政権内ではイスラエルと共同での空爆強化が主な方針とされており、最終的な終結の判断はイスラエルのネタニヤフ首相と共に行うとトランプ氏は述べています。泥沼の長期戦か、それとも政権が主張する早期終結か、事態は予断を許さない局面が続いています。

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