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2026-03-18

米テロ対策トップ辞任の衝撃

The Explosion Inside Trump’s War Machine: Joe Kent Resigns - Antiwar.com [LINK]

【海外記事紹介】ラムジー・バルード氏による、トランプ政権の国家テロ対策センター(NCTC)所長ジョー・ケント氏の電撃辞任とその波紋についての分析をご紹介します。この記事は、ケント氏の辞任が単なる一高官の離脱ではなく、政権内部の「忠誠派」ですら耐えきれないほど、今回の対イラン戦争の正当性が崩壊している兆候であると論じています。

ケント氏は元グリーンベレー(陸軍特殊部隊)であり、CIAのパラミリタリー(準軍事)要員も務めた、国家安全保障の核心部にいた人物です。また、トランプ氏に近い共和党員としても知られていました。その彼が、2025年7月に就任したばかりの要職を辞した理由は極めて衝撃的です。

ケント氏は辞任届の中で、「良心に照らして、現在進行中のイラン戦争を支持することはできない」と明言しました。さらに、「イランはわが国に対して差し迫った脅威ではなかった」と断じ、この戦争は「イスラエルとその強力なロビー活動からの圧力」によって始められたものであると直接的に非難しました。彼は、イスラエル側と米国内のメディアが誤情報を流布して「アメリカ・ファースト」の理念を台無しにし、かつての泥沼化したイラク戦争と同じ手法で米国を戦争に引き込んだと告発しています。

特に重みを持っているのは、彼が「ゴールドスター・ハズバンド(戦死者の夫)」であるという個人的な背景です。彼の妻、シャノン・ケント上級兵曹は2019年にシリアで戦死しました。ケント氏は、米国民に利益をもたらさない「捏造された戦争」に、次世代の若者を送り込むことはできないという道徳的な一線を引いたのです。

バルード氏は、今回の紛争が始まってからわずか3週間足らずで、このような政権中枢のインサイダーから「戦争は嘘に基づいている」という公然とした異議申し立てが出たことの重要性を強調しています。これは、かつてのベトナムやイラクの時よりも遥かに早いスピードで政権内部の亀裂が表面化していることを示しており、ワシントンが維持しようとしている戦争の政治的構造が、見かけよりもずっと不安定であることを暴露しています。

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