The Iran War Whisperer: One U.S. Senator Has His Hands All Over This Conflict - Haaretz Today [LINK]
【海外記事紹介】サウスカロライナ州選出のリンゼー・グラム上院議員が、イラン戦争の舞台裏で事実上の「中東特使」として振る舞い、トランプ大統領とネタニヤフ首相の間に立って戦争のグランドデザインを描いています。かつてはトランプ氏の政敵だったグラム氏ですが、今や共和党内の介入主義派(タカ派)の筆頭として、長年の悲願であったイランへの軍事介入を実現させました。
グラム氏は、トランプ氏に「イランを再び偉大に(Make Iran Great Again)」と書かれた帽子を手渡したり、ネタニヤフ首相にトランプ氏への説得術を伝授したりするなど、開戦に至るプロセスを周到に調整してきました。彼の野心は単なる勝利に留まらず、戦争の先にある「利益」を見据えています。彼はテレビ番組で「現体制が崩壊すれば、新しい中東が誕生し、我々は巨額の利益を得るだろう。ベネズエラとイランだけで世界の石油埋蔵量の31%を占めており、これは中国にとっての悪夢であり、米国にとって素晴らしい投資だ」と露骨な本音を語っています。
また、グラム氏はSNSやメディアを通じて、同盟国に対しても「米国の戦争目的」に従うよう公然と圧力をかけています。サウジアラビアにはイランへの攻撃に加わるよう脅しをかけ、アラブ首長国連邦(UAE)には非協力的だと非難を浴びせ、さらにはレバノンへの戦火拡大まで促しています。イスラエルに対しては、戦後の新体制樹立に支障が出ないよう「燃料貯蔵庫への攻撃は慎重に」と注文をつけるなど、まるで自身が政権の中枢にいるかのような発言を繰り返しています。
これまでのグラム氏の言動は、孤立主義を掲げるトランプ氏を無理やり戦争へ引き戻そうとする「極端なタカ派の遠吠え」として片付けられてきました。しかし、現在の彼はトランプ政権内で絶大な影響力を持つ「戦争の設計者」の一人です。彼の言葉はもはや単なる一議員の意見ではなく、米国政府が進む危うい未来を予言するものとして、世界中が注視すべき事態となっています。
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