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2026-03-12

アルゼンチン大統領、シオニズムに隷従

The Zionist Road to Serfdom in Argentina, by Oscar Grau - The Unz Review [LINK]

【海外記事紹介】アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は、自らを「アナルコ・キャピタリスト(無政府資本主義者)」と称していますが、その実態は米国のシオニズム帝国主義に従属し、国家権力を強化する「統制への道」を歩んでいるとの批判があります。ミレイ氏は2023年12月の就任以来、一貫して米国やイスラエルを支持する外交を展開してきました。2024年4月にはNATOのグローバル・パートナーへの加盟申請を行い、軍事演習を通じて米軍との関係を深化させています。さらに、トランプ氏を平和のヒーローと称賛し、ベネズエラやイランへの介入を支持するなど、新保守主義的な姿勢を鮮明にしています。

内政面では、自由至上主義的な主張とは裏腹に、国家による監視体制と軍事力の強化を推し進めています。2024年にはAIを用いた「未来の犯罪予測」や仮想空間の監視を行う部隊を創設しました。また、大統領令によって、議会の承認なしに軍を国内の「戦略的標的」の保護やサイバー空間の防衛に投入することを可能にしました。これは社会紛争が軍事的に鎮圧されるリスクを高めるものです。さらに2025年には、FBIをモデルとした連邦捜査局(DFI)を設立し、中央集権的な犯罪捜査体制を構築しました。全国民のDNA登録や指紋データベースの統合など、プライバシーを侵害する強権的な手法を導入しようとしています。

また、パランティア・テクノロジーズなどの米国のハイテク企業や、米国・イスラエルの諜報機関との協力関係も指摘されています。ミレイ氏はアルゼンチンの国家情報を外国の利益に差し出しているとの疑念も持たれています。特にイスラエルに対しては無条件の支持を表明しており、ガザでの行動を自衛権の行使として擁護し、反ユダヤ主義対策を名目に刑法改正による罰則強化を図っています。

結局のところ、ミレイ氏は自由を象徴するスローガンを掲げながら、実際には軍事費を増大させ、警察国家化を推進するデマゴーグであると著者オスカー・グラウ氏は分析しています。2026年3月にニューヨークのイェシーバー大学で行った演説で、ミレイ氏自身が「世界で最もシオニストな大統領」であると自認したことは、彼が本来の自由至上主義から最も遠い存在であることを象徴しているといえるでしょう。

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