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2026-03-16

銀、一段高の舞台整う?

Silver’s Endgame: Almost Too Obvious [LINK]

【海外記事紹介】銀(シルバー)市場において、かつてないほど明白な投資の好機、いわゆる「絶好球」が到来しています。これまでニューヨークの商品取引所であるCOMEX(コメックス)では、銀行などの大手プレーヤーが価格操作を行い、銀の価格を不当に抑え込んできました。直近の2026年1月にも、証拠金を引き上げることで強制的な売りを誘発し、過去44年間で最悪の暴落を仕組んだばかりです。しかし、こうした紙の上での価格操作による支配は、物理的な現物供給の限界という壁に突き当たり、終焉を迎えようとしています。

現在、銀の市場では「ペーパーシルバー」と呼ばれる紙の上の請求権と、実際に引き渡し可能な現物の在庫との間に、絶望的なまでの乖離が生じています。具体的には、コメックスにおける現物配送の要求に対し、実際に保管されている銀の量はわずか7分の1程度に過ぎません。さらにデリバティブや上場投資信託なども含めた市場全体で見れば、現物1オンスに対して350倍もの紙の請求権が存在しているという分析もあります。これは「椅子取りゲーム」に例えるなら、音楽が止まった瞬間に座れる椅子がほとんど残っていない状態を意味します。実際に現物の引き出しは加速しており、2026年1月の配送申請は通常の40倍に達しました。このペースが続けば、今後90日以内にコメックスで現物の引き渡しが不可能になる「債務不履行」の状態に陥る可能性すらあります。

実需面でも銀の需給は逼迫しています。銀は工業需要が全体の60%を占め、太陽光パネルや軍事用ミサイルなど、現代社会に欠かせない用途を持っていますが、過去5年間で累計10億オンス近い供給不足に陥っています。さらに、主要産出国の輸出制限や、中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の上昇によるインフレ懸念も、通貨の代替資産としての銀の価値を押し上げる要因となっています。銀の供給の多くは他の金属採掘の副産物であり、需要が増えたからといってすぐに増産できるものではありません。このように、歴史的な供給不足、現物在庫の枯渇、そして高まる工業・通貨的需要が重なる現在の状況は、銀の価格が劇的に上昇するための舞台が整ったことを示しています。

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