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2026-04-17

ネオコンを一掃せよ

Purge the Neoconservatives - Antiwar.com [LINK]

【海外記事より】アメリカの外交政策を批判する人々の間で、「誰が選ばれたとしても、常にジョン・マケインのような主戦派が現れる」という格言が繰り返されています。選挙キャンペーン中に「体制転換」や「軍事冒険」に反対していた候補者が、大統領に就任した途端にタカ派へと変貌する現状は、超党派の外交工作員たちが国民の抑制的な外交への願いを無視し続けていることを示しています。トランプ大統領の2期目もその例外ではなく、かつて愚かな戦争を批判していたはずの彼は、現在、イランとの戦争を開始し、ネオコン(新保守主義)的な好戦主義を称賛するイデオロギーに MAGA運動を乗っ取られています。

ネオコンの世界観は、民主主義や資本主義を軍事介入によって強制的に広めることで紛争を回避できるというものですが、過去25年の歴史が証明したように、このプロジェクトは標的となった国々だけでなく、仕掛けた側のアメリカ自身をも不安定にし、自由を損なわせる結果を招きました。特に今回のイランとの戦争は致命的な過ちです。イランは数千年の歴史を持つ文明国家であり、安易な介入で崩壊するような国ではありません。アメリカは、イデオロギーに基づいたグローバルな覇権を追求するあまり、自国の戦略的な思考能力を失い、世界を不安定にする主要な原因となってしまいました。

しかし、著者のクリス・モット氏は、ここに現状を打破する機会があると考えています。ネオコンによる悲惨な政策が現実となるたびに、国民の間では彼らに対する反発が強まります。氏は、これまでテロ対策や過激派組織の取り締まりに使われてきた法的枠組みを、ネオコン自身のネットワークに適用すべきだと提案しています。思想的な目的のためにマクロな規模で暴力を提唱する彼らの行動は、政府が定めるテロリズムの定義に当てはまる可能性があるからです。彼らが支持した戦争や制裁による犠牲者の数は、21世紀のどのイデオロギーネットワークよりも多く、その失敗は宗教的過激主義や人身売買の温床となりました。

もちろん、大規模な監視や法執行の技術を政治的に利用することには慎重であるべきですが、イラク戦争の主導者たちが一度も公的な責任を問われなかったことが、今日の悲劇を繰り返す原因となっています。著者は、無益な戦争を計画した者たちを捜査し、その実態を国民に公開することで、二度と政策決定の場に戻れないように「一掃」すべきだと主張しています。国家の利益を損ない、自国を弱体化させるネオコンのネットワークを解体することは、現実的な外交政策を取り戻し、アメリカが本来の共和制の理想に立ち返るために不可欠な一歩なのです。

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