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2026-04-03

中央銀行の金購入が回復

Central Bank Gold Buying Rebounded in February [LINK]

【海外記事より】世界の中央銀行によるゴールドの買い越し額は、停滞していた2026年1月と比較して、2月には再びプラスへと転じました。トルコやロシアによる売却があったものの、世界全体ではネットで19トンのゴールドが準備資産に加えられています。ただし、価格の高騰が積み増しのペースに影響を与えている側面もあり、月平均26トンを記録した昨年の勢いと比較すると、各国の中央銀行は価格動向を慎重に見極めながら蓄積を進めている様子が伺えます。

個別に見ると、ポーランドが2月に20トンを購入し、最大の買い手となりました。同国は2025年にも年間102トンを購入して世界をリードしており、最終的には保有量を700トンまで引き上げ、世界トップ10の「エリート国」入りを目指すという明確な戦略を持っています。また、ウズベキスタンが8トン、チェコが2トンを追加したほか、マレーシアも2018年以来となる購入に踏み切りました。中国人民銀行も16か月連続となる1トンの増加を報告し、公表ベースの保有量は2308トンに達しています。しかし、専門家の分析によれば、中国は公表値の2倍以上にあたる5000トンを超えるゴールドを秘匿している可能性も指摘されています。さらに、アフリカ諸国でも、国際金融市場のリスク管理や多角化を目的として、国内で産出されるゴールドを買い取る独自のプログラムを開始する動きが広がっています。

一方で、通貨リラの下落に苦しむトルコが8トン、制裁下にあるロシアが6トンを売却するなど、経済防衛のために備蓄を切り崩す動きも見られました。2025年を通じた中央銀行の純購入量は前年比で21%減少しましたが、それでも2010年から2021年の平均値である473トンを大きく上回る863.3トンという高い水準を維持しています。世界的な経済や地政学的な不透明感が続く中で、中央銀行のゴールドに対する長期的かつ戦略的な関心は極めて高く、最新の調査でも、今後12か月間に世界の金準備はさらに増加すると予想されています。価格高騰による慎重な姿勢は見られるものの、中央銀行にとってのゴールドの重要性は、かつてないほど盤石なものとなっているようです。

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