注目の投稿

「反インフレ経済勉強会」開講のお知らせ

インフレは税の一種です。しかも普通の税よりも悪質な税です。ところが、この事実はよく理解されていません。それどころか、多少のインフレはむしろ良いことだという嘘が、現在主流の国家主義的な、誤った経済学(ケインズ経済学)や、そこから派生した極端な説 (MMT=現代貨幣理論など) によっ...

2026-04-17

最も不人気な戦争?

The Most Unpopular War in American History? - The Ron Paul Institute for Peace & Prosperity [LINK]

【海外記事より】元米連邦下院議員のジョン・ダンカン・ジュニア氏は、現在のアメリカが直面しているイランとの戦争が、米国の歴史上最も不人気な戦争になりつつあると警鐘を鳴らしています。かつてイラク戦争が始まった際、テネシー州東部では74%もの人々が賛成していましたが、今回のイランとの戦争については、開戦前の支持率が20%から30%台にとどまる調査もありました。真珠湾攻撃後の97%やアフガニスタン侵攻時の92%といった過去の数字と比較しても、国民の支持が極めて低い状態で戦われているのが現状です。

ダンカン氏は、2016年にドナルド・トランプ氏をいち早く支持した理由として、彼が「アメリカ・ファースト」を掲げ、イラク戦争のような不毛な介入を批判していたことを挙げています。しかし、現在のイランとの戦争はアメリカの利益を優先するものではなく、イスラエルのネタニヤフ首相の夢を叶えるための「イスラエル・ファースト」に変貌してしまったと嘆いています。特に庶民の生活に直結するガソリン価格の急騰や、肥料、天然ガスの値上がりは深刻です。もしガソリンが1ガロンあたり5ドルや6ドルにまで達すれば、共和党は選挙で甚大な打撃を被ることになると予測しています。

また、こうした戦争を煽っている勢力として、ネタニヤフ首相に加え、リンゼイ・グラハム議員やメディア関係者の名を挙げ、彼らがトランプ氏の耳に届く場所で好戦的な主張を繰り返していることを批判しています。背景には巨額の献金や、特定の外交アジェンダに忠実なメディアによるプロパティガンダが存在すると指摘しています。かつてトランプ氏が就任演説で語った「戦わないことによる成功」や、軍事予算の大幅な削減といった約束は、現在の1兆5000億ドルという膨大な国防予算案によって裏切られた形となっています。

ダンカン氏は、保守主義の本質は本来こうした無謀な戦争とは無縁であるべきだと述べています。かつてイラク戦争に反対した際、彼は自身の政治家生命が終わるかもしれないと覚悟しましたが、数年後にはその決断が30年の政治キャリアで最も支持される投票となりました。現在のイランとの戦争に対しても、保守派の間でさえ支持が広がっておらず、過激な介入主義への回帰はアメリカにとって大きな過ちであると、自らの経験をもとに冷静に振り返っています。

0 件のコメント: