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2026-02-14

企業は金保有を

Schiff on Wolf Financial: Corporations Should Be Buying Gold | SchiffGold [LINK]

【海外記事紹介】著名な経済論評家であるピーター・シフ氏が、金融メディア「ウルフ・フィナンシャル」のインタビューに応じ、米ドルに対する信頼の失墜と、企業が資産防衛のために金(ゴールド)を保有すべき理由について語りました。シフ氏は長年、現在の不換紙幣制度の危うさを指摘してきましたが、今回の発言では特に、中央銀行の動向と企業の財務戦略における「真の安全資産」の重要性を強調しています。まずシフ氏が注目しているのは、世界各国の中央銀行がドルの保有を減らし、金へとシフトしているという明確な動きです。これは、中央銀行が米ドルの価値維持や米政府の財政再建能力に対して、もはや信頼を失っている証拠であると彼は分析しています。中央銀行が金を買い続けている事実は、ドルの代替資産として金が再認識されていることを示しており、これが世界経済のゲームチェンジャーになると警鐘を鳴らしました。

一方で、金に関連する市場セクターは、本来の価値に対して依然として過小評価されているとシフ氏は見ています。市場参加者の多くが「現在の価格は維持できない」と保守的な見方をしているため、次の四半期決算などで予想を上回る数字が出れば、ウォール街もようやく再評価に動くのではないかと述べています。また、企業の財務戦略についても厳しい見解を示しました。特に、ビットコインを大量に購入しているマイクロストラテジー社の事例を挙げ、その投資結果がいかに悲惨であるかを論じています。同社は過去5年間で巨額の資金をビットコインに投じてきましたが、その価値は購入額を大きく下回っており、ピーク時からは大幅に下落しています。シフ氏によれば、ビットコインへの投資は資産の保全ではなく、単なるカジノでのギャンブルに等しい行為です。

シフ氏は、多額の現金を保有する企業の財務担当者に対し、インフレによって購買力が減退するドルをそのまま持ち続けるのではなく、価値の保存手段として優れた金に分散投資すべきだと助言しています。現金が目減りしていく中で、配当や自社株買い、あるいは金での保有を選択することが、賢明な財務管理であると説いています。最後に、政治的な言動が国際関係や経済戦略を混乱させるリスクについても触れ、地政学的な不安定さが世界に懸念を与えている現状を指摘しました。日本にとっても、ドルの価値変動や新たな資産防衛のあり方は避けて通れない課題です。

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