注目の投稿

「反インフレ経済勉強会」開講のお知らせ

インフレは税の一種です。しかも普通の税よりも悪質な税です。ところが、この事実はよく理解されていません。それどころか、多少のインフレはむしろ良いことだという嘘が、現在主流の国家主義的な、誤った経済学(ケインズ経済学)や、そこから派生した極端な説 (MMT=現代貨幣理論など) によっ...

2026-02-09

「平和の大統領」は嘘だった

Donald Trump Is No Peace President | The Libertarian Institute [LINK]

【海外記事紹介】トランプ・アメリカ大統領の第2期政権が始まってから1年余り、多くの日本人が抱いていた「平和のトランプ」というイメージが、残酷なまでに崩れ去っています。リバタリアン研究所のサイトに最近掲載された英文記事は、トランプ氏がかつての反介入主義的な公約を捨て去り、歴代大統領をも上回る軍事行使に踏み切っている実態を、生々しいデータとともに告発しています。

記事が突きつける現実は衝撃的です。2025年からのわずか1年間で、トランプ大統領の命を受けた米軍は7カ国を攻撃しました。空爆の頻度は極めて高く、第2期政権の最初の5カ月だけで、バイデン前大統領の4年間の通算回数に匹敵する攻撃が行われています。特に注目すべきは、ベネズエラでの前代未聞の軍事作戦です。今年1月3日、トランプ大統領は「アブソリュート・リゾルブ作戦」を断行し、ベネズエラのマドゥロ大統領を自国の首都カラカスから拉致・連行しました。現職の国家元首を武力で拘束し、米国で裁判にかけるというこの行為は、国際法の根本を揺るがす事態として世界を震撼させています。

中東でも緊張は極限に達しています。昨年6月22日、トランプ大統領は史上初めて米軍によるイラン本土への直接攻撃を命じました。ステルス爆撃機B-2を用い、イランの核施設を「完全に粉砕した」と豪語しています。また、イエメンのフーシ派に対しても「ラフ・ライダー作戦」を展開し、250人以上の民間人の犠牲者を出すなど、凄まじい火力を投入しています。ソマリアでの空爆回数も、過去のブッシュ、オバマ、バイデン3代の政権の合計を上回るペースで激増しており、犠牲となった一般市民の声は、情報の闇に葬られつつあります。

記事の著者は、トランプ氏が掲げていた「力による平和」というスローガンが、実際には「歯止めのない武力行使」に変貌していると分析しています。かつて彼を支持した反戦派の期待とは裏腹に、政権内部ではタカ派の閣僚が台頭し、ドローンや特殊部隊を用いた「秘密裏の戦争」をかつてない規模で拡大させています。

トランプ大統領は今や、国際社会のルールを顧みず、自らの意志を軍事力で押し通す「武闘派」としての顔を露わにしています。私たちが目撃しているのは、平和の使いではなく、アメリカの軍事プレゼンスを暴力的なまでに拡大させる、極めて攻撃的な指導者の姿なのです。

0 件のコメント: