The Idiocracy that Is California Politics | Mises Institute [LINK]
アメリカ・カリフォルニア州の政治状況が抱える深刻な矛盾についてお話しします。
現在、カリフォルニア州では、プログレッシブ(進歩主義)と呼ばれる急進的な左派政治が席巻しており、その混乱ぶりは「狂気」に近いとさえ言われています。しかし驚くべきことに、その中心人物であるギャビン・ニューサム知事は、2028年の次期大統領選に向けた民主党の有力候補と目されているのです。もし彼が大統領になれば、カリフォルニアの「失敗」が全米に広がる恐れがあります。
この州では、民主党が一党独裁に近い圧倒的な権力を握っており、共和党による実質的な牽制が機能していません。その結果、経済の法則を無視した政策が次々と打ち出されています。例えば、生活費は全米平均を大きく上回り、貧困率は国内最悪レベルです。さらに最近では、上位200人ほどの億万長者を対象とした、あまりに過酷な「富裕税」の導入が検討されています。これが可決されれば、ビジネスや富裕層は一斉に州外へ逃げ出し、さらなる経済の衰退を招くのは火を見るより明らかです。
日常生活における治安の悪化も深刻です。カリフォルニア州では、950ドル以下の窃盗を実質的に「軽犯罪」へと格下げしました。検察官がこうした小規模な犯罪を訴追したがらないため、現場では窃盗が事実上、野放しにされています。その影響で、量販店のウォルマートなどでは、かつては陳列棚に並んでいた商品がすべて鍵のかかったケースに閉じ込められるようになりました。客が商品を買うために店員を呼んでも、人手不足で誰も来ず、結局買い物を諦めるという本末転倒な事態が日常化しています。進歩主義者たちは、こうした犯罪を「資本家による搾取への対抗だ」と正当化さえしています。
さらに、環境政策や公共事業の失敗も枚挙にいとまがありません。大規模な山火事についても、科学的な森林管理より「気候変動」という言葉を優先し、根本的な解決を遠ざけています。また、サンフランシスコとロサンゼルスを結ぶはずだった「高速鉄道計画」は、予算が当初の3倍以上の1,000億ドルに膨れ上がり、目的地も大幅に短縮されるなど、史上最大規模の無駄遣いと化しています。
それでもなお、有権者はこうした政治家を支持し続けています。経済的苦境にありながら、リベラルな理想やイデオロギーを優先し、失敗をすべて「資本主義のせい」にする姿勢は、もはや現実を見失っていると言わざるを得ません。富を生み出す「黄金のガチョウ」を殺し続けていることに気づかない限り、カリフォルニアの混迷が終わることはないでしょう。
このカリフォルニアの現状を、対岸の火事としてではなく、一国の政治が極端な方向に進んだ際の教訓として、私たちは注視していく必要があります。
(Geminiで要約)
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