The EU is Trying to Steal Hungary's Elections - The Ron Paul Institute for Peace & Prosperity [LINK]
【海外記事紹介】欧州連合(EU)がハンガリーの選挙を「盗もうとしている」という、非常に衝撃的な告発を含む記事をご紹介します。政治アナリストのジェリー・ノーラン氏が、ハンガリーの主権をめぐって今まさに起きている、民主主義の仮面を被った「制度的な監視」の実態を鋭く批判しています。
事の発端は、ある非政府組織(NGO)が、ハンガリーの選挙データへのアクセス権を求めてソーシャルメディアの「X」を提訴したことです。このNGOは、その資金の約半分をドイツ政府から、約4分の1をEUから得ており、事実上の「公的機関の代理人」と言える存在です。彼らはこの動きを「透明性の確保」という美名で正当化していますが、著者のノーラン氏は、これこそが他国の主権を裏側から乗っ取ろうとする「ブリュッセルとベルリンの連合体」による権力行使であると切り捨てています。
他国からの資金で運営される団体が、一国の選挙に関する言論データに特権的なアクセスを求めることは、単なる監視ではなく、外部からの支配に他なりません。本来、ハンガリーの選挙はハンガリー国民のものであり、EUの技術官僚やドイツの省庁、ましてやその出先機関のようなNGOが口を出すべき領域ではないはずです。
こうした動きは、EUがよく用いる手法だと記事は指摘します。まず「外国の介入」や「民主主義の保護」といった道徳的な大義名分を掲げ、次にデータの管理や解釈権を要求します。データを握るということは、選挙の正当性を後からどうとでも操作できる力を握ることを意味します。EUに従わないハンガリーのような国に対して、最初から「有罪」のレッテルを貼り、その反抗を「病理」として処理しようとする地ならしなのです。
ここには深刻な非対称性があります。ドイツやフランス、オランダといった主要国の選挙は神聖不可侵な国内問題として扱われ、疑問を呈することさえ陰謀論として退けられます。しかし、中東欧のハンガリーやスロバキア、セルビアといった国々に対しては、最初から疑いの目を向け、外部からの監督が必要だと決めつけます。これはもはや民主主義ではなく、特定の国々だけに課された「条件付きの主権」でしかありません。
EUはもはや普遍的な価値を輸出しているのではなく、NGOの看板を掲げ、中立を装った政府資金によって「強制的な服従」を輸出しているのだと、著者は厳しく批判しています。ハンガリーの選挙に手を出すな、という彼の叫びは、一国の主権がいかに巧妙な手口で脅かされているかという、現代の国際政治が抱える闇を浮き彫りにしています。
こうした「法の支配」を掲げた外部介入の問題は、日本にとっても決して他人事ではありません。
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