Scott Horton Debunks Iran War Propaganda - The American Conservative [LINK]
【海外記事紹介】アメリカとイランの間で緊張が極限まで高まる中、対外干渉に反対するリバタリアンの論客、スコット・ホートン氏が、イラン核問題を巡る根深いプロパガンダの嘘を暴いています。2026年2月、トランプ政権はイランに対し、核開発の完全停止に加え、イスラエルに届くミサイルの全廃、さらには「代理勢力」への支援停止という、およそ受け入れ不可能な最後通牒を突きつけました。ホートン氏は、これこそが歴史上繰り返されてきた「拒絶させるための提案」であり、戦争を正当化するための口実作りに過ぎないと指摘します。
振り返れば、イランは1968年から核不拡散条約(NPT)の加盟国であり、国際原子力機関(IAEA)の厳格な査察を長年受け入れてきました。アメリカのタカ派は「イランの濃縮活動そのものが宣戦布告に等しい」と煽りますが、実際には核兵器開発の証拠は見つかっていません。かつて話題になった「秘密の核兵器計画」を示す証拠物件も、実際にはイスラエルによる捏造であったことが、後にIAEAやCIAによって確認されています。ホートン氏によれば、イランの指導部は核兵器そのものを作るのではなく、ブラジルや日本のように、いざとなれば核武装できる技術力を持つことで抑止力を図る「潜在的核保有状態」を目指してきたのです。
2015年の核合意(JCPOA)によって、イランは自ら厳しい制限を課し、平和利用を証明しようとしました。しかしトランプ政権がこの合意を一方的に破棄し、さらには昨年6月にイランの核施設を爆撃したことで、外交による解決は風前の灯火となっています。いまアメリカが求めている「ミサイルの廃棄」は、国家の主権と防衛能力を完全に放棄せよと迫るものであり、これを呑む国はどこにもありません。ホートン氏は、アメリカがイスラエルの意向を汲むあまり、不可能な要求を積み重ねてイランを窮地に追い込み、予測不能な大戦争のリスクを冒している現状に、強い危機感を表明しています。
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