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2026-02-12

金をどこに保管するか?

Your Gold Is Only as Good as Where You Store It - LewRockwell [LINK]

【海外記事紹介】資産防衛の手段として金(ゴールド)を保有する場合、多くの人が見落としがちな鉄則があります。それは「金そのものを持つことと同じくらい、どこに保管するかが重要である」という点です。現物の金塊を目の前にすると、その不変の価値に安心しがちですが、海外の投資専門家は、保管場所の選択を誤れば、政府や銀行による「資産没収」のリスクにさらされると警告しています。

現在、欧米諸国をはじめとする多くの国々は膨大な債務を抱え、実質的に破綻状態にあります。こうした国々の政府が窮地に陥ったとき、歴史が証明するように、彼らはなりふり構わず国民の資産を狙ってきます。増税や通貨発行による価値の希釈、そして資本規制。かつては安全と思われていた銀行の貸金庫でさえ、今や「ベイルイン」、つまり銀行救済のために預金や資産が強制的に削られる法律が整備されている地域では、決して安全な避難所ではありません。また、ETFなど証券化された金も、実際には現物以上の「紙の約束」が乱発されている疑いがあり、いざという時に手元に現物が残らないリスクを孕んでいます。

こうした背景から、真に賢明な投資家たちは、銀行システムから完全に切り離された「オフショア(国外)」の独立した保管施設へと金を移し始めています。特定の国の規制や政治的混乱から資産を物理的に遠ざける「資産の国際化」が、現代のサバイバルには不可欠なのです。著者は、金塊を保管する場所として、政府や銀行のコントロールが及びにくい司法管轄区を選ぶべきだと説いています。

では、具体的にどこが最適なのでしょうか。著者が推奨するのは、伝統的なスイスに加え、より現代的で顧客保護に積極的なシンガポール、そしてケイマン諸島の3拠点です。これらの地域は、米欧などの巨大な権力を持つ政府からの不当な圧力に対し、独自性を保ちながら投資家の権利を守ってきた実績があります。そして最も重要な戦略は、これらの中から一つを選ぶのではなく、三つの拠点に「分散」して保管することです。これにより、万が一どこか一箇所で予期せぬ法改正や紛争が起きても、全財産を失う事態を避けられます。自分の資産を自分自身でコントロールし続けるためには、特定の国家に依存しない知恵が求められているのです。

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