Canadian Bank Ups 2026 Gold Forecast to $6,000 [LINK]
【海外記事紹介】カナダの有力銀行であるCIBC(カナダ・インペリアル商業銀行)が、最近の市場の調整局面にもかかわらず、2026年の金価格予想を1オンス6,000ドル、銀を100ドルへと大幅に上方修正したというニュースをご紹介します。これは、昨年10月時点の金4,500ドルという予想を塗り替える極めて強気な見通しです。
CIBCのアナリストがこれほどまでの高値を予測する背景には、止まらない「通貨(ドル)の減価」と、深刻化する地政学的リスクがあります。多くの投資家や中央銀行が、不透明な米国債から離れ、静かに金への資産配分を増やしていると指摘しています。また、トランプ大統領が次期FRB(連邦準備理事会)議長に指名したケビン・ウォーシュ氏についても、市場の「タカ派(利上げ派)」という評価を否定し、実際には「タカの皮を被ったハト(利下げ派)」になると分析しています。なぜなら、膨大な債務を抱える米国経済は、高金利環境にはもはや耐えられない「債務のブラックホール」に陥っているからです。
この記事のポイントを整理すると以下の通りです。
まず、強気な価格ターゲット。2026年の金価格は平均6,000ドル、2027年には6,500ドルに達すると予測。銀も2027年には120ドルまで上昇する見込みです。次に、ドルの信認低下。中央銀行が米国債の保有を減らし、通貨の切り下げに備える「不換紙幣(法定通貨)からの逃避」が加速します。そして、FRBのジレンマ。新議長候補のウォーシュ氏がどれほど厳格な姿勢を見せようとも、政府の借金と支出を支えるためには、最終的にFRBは利下げと資金供給(量的緩和)を選択せざるを得ないとみています。
主流派の金融機関であるCIBCが、法定通貨システムの構造的な欠陥をここまで率直に指摘するのは異例のことです。最近、金や銀が一時的に売られた局面もありましたが、CIBCはこれを「一時的なノイズ」と切り捨て、長期的な上昇トレンドは揺るぎないと結論付けています。
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