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2026-05-18

米物価上昇率が3年ぶり高水準

Inflation hits HIGHEST level in three years amid ongoing war on Iran – NaturalNews.com [LINK]

【海外記事より】米国労働統計局が公表した最新データによると、米国の4月のインフレ率が3年ぶりの高水準に達しました。消費者物価指数は4月に前月比0.6%上昇し、過去1年間の上昇率は3.8%を記録しています。この物価高騰は、イランとの戦争に伴うペルシャ湾周辺のエネルギー生産インフラの損壊やホルムズ海峡の封鎖が主な要因です。エネルギー価格は4月に3.8%上昇し、年間では約18%の上昇となりました。特にガソリンは28%、燃料油は54%も年間で値上がりしており、燃料費の急騰が全体の物価を押し上げる結果となっています。

ロイターの報道によると、今回の消費者物価指数の変動はエコノミストの予測である3.5%を上回り、米国の家計にとって厳しい状況を裏付けています。影響は燃料だけにとどまらず、食料品価格も4月に0.7%上昇し、2022年8月以来で最大の月間上昇幅を記録しました。さらに家庭内での食品コストは年間で13.5%も急騰しており、これは1979年3月以来、約40年ぶりの大幅な増加となります。また、電気料金も4月に2.1%上昇するなど、日常生活に直結する幅広い分野でコストの上昇が続いています。

今回のデータで最も懸念されるのは、インフレの速度が労働者の賃金上昇を追い抜いた点です。過去12か月間の平均賃金上昇率が3.6%であるのに対し、インフレ率は3.8%に達しており、物価の上昇が給与の伸びを相殺しています。2023年中頃からは賃金の上昇率が物価を上回る好ましい傾向が続いていましたが、今回の事態でそれが逆転し、人々の実質的な購買力が低下する形となりました。これは、物価高の抑制やインフレ回避を公約に掲げていたトランプ政権にとっても、政治的に厳しい局面を迎えたことを意味しています。

一方で、価格変動の激しい食品と燃料を除いた「コアインフレ率」は年間で2.8%にとどまりました。依然として連邦準備制度が目標とする2%は上回っているものの、燃料やオイルの価格が落ち着けば、全体のインフレ率も再び3%未満に低下する可能性を示唆しています。ただし、そのためには現在進行中の戦争が早期に終結することが条件であり、仮に終結したとしても、これまでに生じた経済的な打撃を完全に修復するには相応の時間が必要になるとみられています。

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