注目の投稿

「反インフレ経済勉強会」開講のお知らせ

インフレは税の一種です。しかも普通の税よりも悪質な税です。ところが、この事実はよく理解されていません。それどころか、多少のインフレはむしろ良いことだという嘘が、現在主流の国家主義的な、誤った経済学(ケインズ経済学)や、そこから派生した極端な説 (MMT=現代貨幣理論など) によっ...

2026-05-18

徴兵制復活の足音

AIPAC Favorite Ed Gallrein Wants to Bring Back the Draft - The Ron Paul Institute for Peace & Prosperity [LINK]

【海外記事より】米国の下院議員選挙において、イスラエル系ロビー団体から多額の資金援助を受けている候補者が、徴兵制の復活を主張していることが波紋を呼んでいます。注目を集めているのは、ケンタッキー州の選挙区で現職のトーマス・マシー議員に挑むエド・ガルレイン氏です。現職のマシー氏はイランとの戦争に反対する立場をとっており、トランプ氏とも対立している人物です。一方、ガルレイン氏はイスラエル系のロビー団体から1182万4741ドルという極めて巨額の献金を受け取っており、マシー氏を落選させて議会に親イスラエル派の声を増やすための重要な存在と目されています。

ジャーナリストのカート・ニモ氏の記事によると、ガルレイン氏が最優先課題の一つとして掲げているのが、軍事徴兵制の再導入です。同氏は退役軍人組織のインタビューの中で、これが「国家安全保障」のために必要であると言及しました。しかし、同氏がロビー団体から多額の資金提供を受けている背景を考慮すると、この安全保障が意味するものの多くは、イスラエルに関連していると考えるのが自然です。ガルレイン氏は現行の選抜徴兵対象登録制度の速度が遅いと不満を漏らしていますが、これは現在の国防省が進めようとしている迅速な戦争に対応するには不十分であると考えているためとみられます。

ニモ氏は、イランほどの規模の国を占領するためには100万人以上の兵力が必要になると指摘しています。ガルレイン氏の主張は、数百万人が街頭で抗議活動を行い、当時のジョンソン大統領が再選出馬を断念する事態に至ったベトナム戦争の時代へ逆戻りさせるようなものです。もし徴兵制が復活すれば、兵役を拒む人々を追跡するためにウクライナ軍がとっているような強硬な戦術が必要になる可能性や、かつての南北戦争時に北部の都市で起きたような、暴動を伴う激しい徴兵反対運動が再燃する可能性も懸念されています。

ガルレイン氏が勝利した場合、ケンタッキー州の有権者は、資金力のあるロビー団体に支えられた代表者を議会に送り出すことになります。この記事は、同氏が米国の若者を徴兵し、イスラエルが西アジアで確固たる覇権を握るための支援に向かわせる準備を進めていると警鐘を鳴らしています。今回の選挙戦は接戦となっており、その行方が今後の米国の安全保障政策や中東外交、そして国内の徴兵制を巡る議論にどのような影響を与えるか、現地では高い関心が寄せられています。

0 件のコメント: