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2026-05-30

米は実質敗北

【海外動画より】元米海兵隊情報官のスコット・リッター氏をはじめとする複数の情報専門家らが、元判事のアンドリュー・ナポリターノ氏の番組に出演し、現代の世界情勢とアメリカの外交・軍事戦略について深い議論を交わしました。対談ではまず、キューバに対してトランプ政権やルビオ国務長官が強硬姿勢を見せる現状への強い懸念が示されました。専門家らは、キューバには強固な国民的アイデンティティがあり、背後でロシアや中国も関与を強めている地政学的な現実があるため、アメリカが主導する政権転覆の試みは容易ではないと分析しています。 

中東におけるイラン紛争についてリッター氏は、アメリカは軍事・経済的なレバレッジを失っており実質的に敗北していると指摘しました。トランプ大統領の動向は一種の政治劇に過ぎず、イラン側に独自の条件を強制する力はないと一蹴します。政治を動かす最大の要因は国民の財布事情を左右する「経済」であり、燃料価格の高騰が政権の決定に直結している現実を説明しました。イスラエルによるガザへの攻撃が続く限り、恒久的な和平合意が成立する可能性は極めて低いとみられています。 

激化するウクライナ紛争についてリッター氏は、一般の学生が犠牲になった事件を機に、ロシア世論が妥協なき戦闘継続へと完全に傾いたと報告しました。ロシア側はゼレンスキー大統領を標的にして殉教者にするのを避けつつ、指揮統制センターや防衛産業の徹底的な排除を進めています。これまでウクライナ側は民間アパートを盾にしてドローン製造を行ってきましたが、ロシア側が事前に激しい攻撃を予告して退避を促したことで盾としての戦術は通用しなくなり、無条件降伏という結果に向かっていると主張しました。 

最後に、ロシアはもはや北大西洋条約機構(NATO)の介入を恐れておらず、周辺国からの不当な攻撃に対しては直接的な報復を行う準備を整えているとの警告がなされました。欧州諸国がロシアとの対決姿勢を強める現状に対し、情報官らは地政学的な現実を直視すべきだと強調しています。市場の言説に惑わされず、大国間の軍事能力の現実を見据えた冷静な視点が必要であると結ばれました。

INTEL Roundtable w/ Johnson & McGovern + Scott Ritter : Weekly Wrap 29-May - YouTube

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