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2026-05-21

中露、米の行き詰まりを静観

TRUMP THREATENS NEW IRAN STRIKES, PUTIN TO MEET XI - w/ Pepe Escobar - YouTube [LINK]

【海外動画より】中露による戦略的パートナーシップの進展と、混迷を極める中東情勢を巡る国際秩序の変化について、著名な地政学アナリストであるペペ・エスコバル氏が解説する動画が公開されました。中国の上海から番組に参加したエスコバル氏は、ウクライナやイランを舞台とする西側の戦争を巡る議論が飛び交う中でも、世界有数の経済拠点である上海は日常のビジネスや多極化する新秩序の形成に向けて淡々と動き続けている現状を報告しています。

特にエスコバル氏が強調するのは、ロシアのプーチン大統領が北京を訪問し、中国の習近平国家主席と行った重要首脳会談の歴史的意義です。この会談は、習主席がかつて述べた「100年間見られなかった国際情勢の変化」を両国が実質的に主導するための基盤を構築するものであり、エネルギー分野をはじめとする40項目以上の広範な経済協力文書の署名が行われたと説明しました。その一環として、シベリアからモンゴルを経由して中国へ至る新しいガスパイプライン計画の最終調整が完了し、完了時期が2027年から2028年へ前倒しされる見通しである点に触れ、中国のエネルギー安定供給が一段と盤石なものになるとの分析を示しました。

一方で、エスコバル氏は緊迫が続くイラン情勢にも言及し、米国のトランプ大統領が提示する数日間の交渉期限や軍事攻撃の脅しを「非現実的な外交姿勢」として批判しています。中東の主要な湾岸諸国であるサウジアラビアやカタール、アラブ首長国連邦(UAE)は、イランからの報復による自国のエネルギー施設への壊滅的な打撃を恐れて米国に自制を促しており、中国もパキスタン等を通じた水面下の仲介を支持していると説明します。イランは長年の制裁下で軍事的な強靭性を高めており、米国の軍事圧力を容易に受け入れる姿勢は見せていないと指摘しました。

動画は、米国が自ら招いた多大な財政赤字や国債利回りの急上昇といった経済的弱みを抱える中で、中東でのさらなる紛争継続は持続不可能になりつつあると分析しています。ロシアと中国はこうした米国の構造的な行き詰まりを静観しながら、独自の多極化秩序の構築を確実に進めていると結論づけました。

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