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2026-05-23

金、来年1万ドルへ

【海外動画より】アメリカの著名な金融アナリストで作家のジム・リカールズ氏は、ネットの金融番組において、国際通貨システムの本質と、金や米ドルの将来についての深い洞察を交えた分析を行っています。リカールズ氏は、金価格が中長期的には2万ドルに達する可能性を見据えつつ、比較的近い将来である2027年半ば、あるいはそれ以前に1万ドルまで上昇するという具体的な予測を提示しました。世界の中央銀行が純買い手となっている現状を挙げ、金市場に対する強気な見通しを語っています。

同氏は、世間で頻繁に語られる米ドルの基軸通貨崩壊論や他国によるドル離れの動きについて、大きな誤解があると説明しています。多くの国が米国債の保有高を減らしているデータは事実ですが、それはドル体制からの離脱を意味するものではありません。中国などの主要国が米国債を売却している本当の理由は、国内の銀行救済や自国通貨の防衛、あるいは債務返済に充てるための「現金としての米ドル」を至急確保するためです。これはドル崩壊ではなく、むしろ世界的な「ドル不足」に直面している厳しい現実の裏返しであると冷静に解説しています。

また、中国の人民元が新たな世界基軸通貨になるという説に対しても、明確な否定の見解を示しています。人民元は中国国外でほとんど流通しておらず、国際的な準備資産として機能するために必要不可欠な、短期から30年までの多様な満期を持つ健全な債券市場が存在しないからです。さらに、先物取引や決済システム、そして何よりも法の支配といったインフラが欠如しているため、他国の通貨が容易にドルに取って代わることはできないと強調されています。BRICSについても、統一通貨ではなく、金そのものがニュートラルな決済手段として機能しているのが実態です。

さらに、米連邦準備制度による巨額の資金供給が直接的な景気刺激になっていない構造にも言及しています。供給された資金の多くは超過準備金として銀行システム内に滞留したままであり、実際に市場でお金を創出しているのは商業銀行の融資活動であると指摘します。私たちは第三者として、世界的な金価格の動向と、ドルを軸とした国際金融秩序の冷徹な構造を冷静に見守る必要があります。

Thank Me Later After Gold & Silver Makes You a Millionaire" - Jim Rickards | Gold $10K Warning - YouTube

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