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2026-05-19

トランプ氏、戦争再開か

Is Trump poised to restart the Iran war? - Trita Parsi [LINK]

【海外記事より】中東は再び危機の瀬戸際にあり、トランプ米大統領はイランとの戦争を再開しようとしているようです。クインシー研究所のトリタ・パルシ副所長による分析記事は、テヘランの取材源の話として、イラン政府が48時間以内にアメリカによる攻撃が再開されると予想し、さらなる報復の準備を進めていると伝えています。戦争の再開はこれまでの封鎖作戦が失敗したことの証明であり、核協議の行き詰まりのなかで、双方が次の戦闘こそが交渉を有利にすると信じ込む危険な構図が生まれています。イランの新たな最高指導者を含む強硬派は、前回の戦闘でイランの強さが証明されたと自信を深めており、次の戦争に向けてより広範で過酷な報復計画を練っています。

イランの新たな戦略として、第一に、前回の紛争で役割を果たし、アメリカに参戦を促したアラブ首長国連邦(UAE)に最大の戦略的打撃を与える機会をうかがっています。具体的には、ペンタゴンを支援して戦争に加担しているとされるアメリカのデータセンターを標的にし、UAEのAIハブ化の野望を挫くと同時に、アメリカと中国のAI競争を妨害することを目指しています。第二に、トランプ氏やその家族がこうした技術企業に経済的利害関係を持っているとみて、彼の個人的なビジネス資産を狙う構えです。国家の戦略的利益よりも自身の金融帝国への脅威に敏感なトランプ氏に対し、個人的なコストを突きつけることで、現実的な交渉姿勢に導くという狙いがあります。

さらに第三の戦略として、他のおもな湾岸協力会議(GCC)加盟国がアメリカやイスラエルに領土や領空の使用を許可した場合、イランは一切の容認をせず、エネルギーインフラを攻撃して世界経済に破滅的な影響をもたらす可能性があります。第四に、紅海も戦闘地域に含まれることになり、紛争の地理的範囲が広がることで、すでに不安定な石油価格をさらに押し上げることになります。最後に、ペルシャ湾の海底を走る主要な光ファイバーケーブル網を切断する可能性も検討されています。ここにはGCCのネットトラフィックや巨額の金融取引が集中しており、イランはこれを世界経済を大規模に混乱させる「第二のホルムズ海峡」という強力な交渉カードとみなしているのです。

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