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2026-05-22

露の報復は不可避

【海外動画より】元国連兵器査察官であり、米海兵隊の元情報将校、そして著述家でもあるスコット・リッター氏が、激化するロシアへのドローン攻撃とそれに対するロシア側の報復の必然性、そして欧州が直面する危機について分析を語りました。

リッター氏は、モスクワやサンクトペテルブルク周辺への大規模なドローン攻撃について、欧米による技術開発や情報提供、域外での製造支援がなければ成立しないものであると指摘します。これはウクライナ単独の行動ではなく、欧米側が対ロシアで戦闘行為をエスカレートさせている現実の反映であると述べました。欧州の主要国が2020年代末までにロシアとの公然たる武力衝突が必要だと主張し、長距離攻撃兵器の大量生産を進めている現状に対し、ロシアが何もしないことの方が危険となる限界点をすでに超えていると警告します。

ロシアの新たな核ドクトリンでは、核保有国が非核保有国に通常兵器を提供してロシアの戦略的インフラを攻撃させた場合、これを核攻撃とみなして報復できると規定されています。欧米側はロシアの警告をはったりと誤認してレッドラインを越え続けていますが、リッター氏はロシアがこれまで戦略的優位を維持するために自制を重ねてきたに過ぎないと分析します。現在、ロシアの輸出生産能力の10%から20%がドローン攻撃により損害を受けており、これを放置すれば長期的なエネルギー安全保障に重大な影響が及ぶため、ロシアが本格的な報復措置に踏み切る瞬間が近づいているとの見方を示しました。

リッター氏は、ロシアが報復に踏み切る際、ウクライナの首都キエフへの象徴的な攻撃や、攻撃の経由地となっているバルト三国への決定的な軍事打撃が行われる可能性に言及しました。欧米側は北大西洋条約機構、いわゆるNATOの相互防衛を定めた第5条が機能すると信じていますが、リッター氏は米国が欧州の都市のために自国を犠牲にすることはなく、第5条の無力さが露呈するリスクがあると指摘します。破滅的な衝突を回避する外交的道筋として中国による介入の可能性を挙げつつも、エスカレーションの管理能力を過信する欧米の姿勢が、世界を極めて危険な全面衝突の経路へと導いている現状に深い懸念を表明しました。

Scott Ritter: Europe Attacked Russia - Retaliation Is Now Unavoidable - YouTube

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