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2026-05-22

ドル崩壊の運命


【海外動画より】世界の金融システムや通貨の行方について、著名な専門家たちが一堂に会して激しい議論を交わしています。動画のメインスピーカーであるアメリカの経済評論家ピーター・シフ氏は、現在のグローバル経済の根底にある最大の問題は、米ドルが国際的な準備通貨として果たしている役割と、そのシステムが生み出す巨大な不均衡であると指摘しています。同氏によると、この不公平な仕組みは米国に多大な利益をもたらしており、アメリカ人は自分たちの実際の生産量を大幅に上回る消費を続けることができています。

つまり、実質的な生産や労働、それに伴うコストを引き受けることなく、電子的に何もないところから通貨を作り出すだけで、世界中の工場が生産した商品を手に入れているという構造です。さらに世界は、米国に渡されたその資金を再び米国に送り返し、米国の債券や株式、不動産などを購入しています。短期的には資産価格が上昇して豊かになったように見え、紙の上では国内総生産を膨らませることができますが、世界の他の国々は米国を支える負担を負わされているとシフ氏は説明します。

シフ氏は、この債務に依存したシステムは最終的に崩壊する運命にあり、その崩壊は世界にとって大きな救いとなる一方で、米国には深刻な問題をもたらすと考えています。また、次なる世界的な金融危機は政府の債務問題から生じると予測する他の出席者の意見に対し、シフ氏はインフレを引き起こすことで政府債務の不履行を回避しようとすれば、結果として通貨危機を招き、状況はさらに悪化すると強く警鐘を鳴らしています。

もし政府が過剰な借金を認め、例えば1ドルにつき50セントしか返済できないとして実質的なカットを受け入れれば、貸し手は一部の資金を失うものの、その50セントで実際に50セント分の商品を購入することができます。しかし、政府が印刷機を回して100セントを満額で支払ったとしても、その購買力が90%以上も失われていれば、貸し手はかえって大損をすることになります。こうした中央銀行や政府の介入が自由市場による問題解決を阻み、次の危機をより深刻なものにしていると報告されています。

Peter Schiff, Jim Rickards, Willem Middelkoop, Edin Mujagic: Global Sovereign Debt Crisis - YouTube

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