【海外動画より】ポッドキャスト「マリオ・ナウファル・ショー」のホストであるマリオ・ナウファル氏と、経済アナリストのクリス・マーテンソン氏は、米国の政治情勢やエネルギー危機、金融システムの脆弱性について対談を行っています。マーテンソン氏は、トーマス・マシー下院議員が激しいネガティブキャンペーンによって選挙で敗北した件を挙げ、既存の政治体制に逆らうことの難しさを指摘しました。有権者が容易にメディアや政治広告に影響されてしまう現状や、生活に追われて政治の本質を見極める時間がない一般市民の脆弱性について、両氏は強い懸念を示しています。
特に経済面において、マーテンソン氏は現在の米国が深刻なエネルギー危機に直面していると警告します。イランとの戦争が長期化する中で、米国の戦略石油備蓄は過去最低水準にまで落ち込んでおり、現在のペースで放出を続ければ数か月以内に限界に達する可能性があるとのことです。米国政府はアジア諸国への石油輸出などを発表していますが、これは備蓄を取り崩して短期的に価格を抑制しているに過ぎず、長期的な戦略を欠いたその場しのぎの対応であると批判しています。すべての経済活動の基盤はエネルギーであり、金融や不動産は通貨を増刷することで糊塗できても、物理的なエネルギーの不足は偽ることができないと強調しました。
さらに、金融システムを巡る不可解な動きについても言及されました。財務省の国際資本統計では捉えきれない、約1.38兆ドルもの米国債がケイマン諸島に存在しているという連邦準備制度の調査結果や、政府内部に裏付けのないクレジットを発行できる「魔法のマネーマシン」と呼ばれるコンピューターが存在するというイーロン・マスク氏の発言を紹介し、システムの不透明さを指摘しています。これに対し、中国は社会主義市場経済のもとで実体経済を重視し、次世代の核エネルギーであるトリウム原子炉の開発を国策として着実に進めるなど、長期的なエネルギー戦略を構築していると評価し、短期的な利益や金融市場の吊り上げばかりに固執する米国との構造的な違いを浮き彫りにしています。
AMERICA IS ON THE VERGE OF COLLAPSE - w/ Economist Chris Martenson - YouTube
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