【海外動画より】今回紹介する国際情勢のオンライン解説動画では、混迷を極める中東情勢とトランプ米政権を巡る動向について、元CIAアナリストのラリー・ジョンソン氏が詳細な分析を展開しています。
ジョンソン氏によると、現在のイランを巡る状況は、アメリカの国内政治が強く影響していると指摘されています。現在、メッカへの巡礼であるハッジの期間中であるため、今週中の軍事攻撃が実施される可能性は低いとのことです。なぜなら、アメリカがイランへの攻撃を試みる場合、最低でもサウジアラビアの領空や航空基地を使用する必要があり、サウジアラビア側はこの聖なるイベントの最中にイランからの報復を招くような事態を断固として避けたいと考えているからです。
また、イランとの和平交渉の裏では、ロシアや中国が主導し、パキスタンを窓口としたペルシャ湾の新たな安全保障構築への動きが進められているとも語られています。これにはトルコやサウジアラビア、パキスタン、イランが関わっており、最終的な目標はアメリカをペルシャ湾から排除することにあります。一方で、アメリカ側はイランの核濃縮プログラムに関して厳しい譲歩を迫っていますが、イラン側はこれを拒否しています。もしトランプ氏がかつての包括的共同行動計画(JCPOA)よりも緩い条件で妥協すれば、国内で非難を浴びるジレンマに直面することになります。さらにサウジアラビアなどの湾岸諸国が、自国領土からのイラン攻撃をこれ以上認めないと主張した場合、アメリカは戦略の根本的な見直しを迫られることになります。
さらに、ジョンソン氏は最近のプーチン大統領による中国訪問と、それに先立つトランプ氏の訪中との違いについても言及しました。ロシアと中国の間では、経済、文化、安全保障など多岐にわたる分野で40もの具体的な協定が結ばれており、実質的な協力体制が構築されています。これに対し、トランプ氏の訪問では具体的な合意は何一つ得られなかったと解説されています。ホルムズ海峡の封鎖による通航量の減少は世界の経済的危機を引き起こしかねず、今後のアメリカやイラン、そして仲介国の動向が注視されています。
Iran Accuses Trump of Trying to ‘Restart the War | w/ Larry Johnson - YouTube
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