Antiwar Dems Should Court Republicans, Not Alienate Them - The American Conservative [LINK]
【海外記事より】イランとの戦争を終結させるため、米国の反戦派民主党議員は共和党議員を遠ざけるのではなく、超党派の連立を築くべきであるとする指摘がなされています。米下院では、イラン戦争を停止させるための戦争権限決議案の採決が予定されています。この紛争は開始から74日を迎えたものの政治的解決の兆しは見えず、トランプ大統領が直近の和平提案を拒絶したことで、4月に宣言された停戦も事実上崩壊しかけています。さらに、米国務省が今回の戦争の支援対象と位置づけるイスラエルのネタニヤフ首相も戦争の継続を示唆しており、これ以上の大規模な戦闘拡大を防ぐためには、議会による決議が不可欠な状況となっています。
この記事を執筆した記者によると、米国内では党派を超えて「外国の戦争への資金提供を止め、生活の安定やエリート層の責任追及を求める」という新しい有権者の中心層が形成されつつあります。過去にイエメンに関する決議案が可決された際も、共和党のマシー議員らが民主党と足並みを揃えたように、戦争権限の執行には超党派の協力が不可欠でした。しかし、民主党指導部はここ数週間、共和党を「MAGA共和党」と非難し、戦争の責任を一方的に押し付ける発言を繰り返しています。こうした姿勢は、本来獲得すべき共和党からの賛成票を遠ざけ、自ら連立の機会を台無しにしていると批判されています。
実際、共和党内でも無駄な外国への資金拠出や軍事産業への税金投入に反対し、決議案への支持や今後の資金支援拒否を表明する議員が増えています。それにもかかわらず民主党指導部が超党派の結集に消極的な理由として、その反戦姿勢自体の真実味を疑う声もあります。民主党の有力議員の補佐官が明かしたところによると、一部の民主党議員はイランに対して最終的に軍事的な対処が必要だと考えており、中東での戦争に付随する政治的リスクをトランプ氏にすべて背負わせることで、中間選挙を有利に進めたいという思惑が透けて見えます。
こうした党派の純血主義を優先し、政治的成果を二の次にする姿勢は、進歩派の代表格であるオカシオコルテス議員が、共和党議員との共同歩調を拒否したことにも表れています。しかし、アメリカの戦争を継続させようとする既得権益層は、個人の違いを乗り越えてブロックとして投票しています。もし民主党が本気で戦争を終わらせたいのであれば、新たな中心層となり得る共和党議員を説得し、協調の道を模索すべきです。それを拒み続ける現在の選択は、民主党指導部が本当は何を望んでいるのかを如実に物語っています。
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