Trump’s Failed Mission to China - The Ron Paul Institute for Peace & Prosperity [LINK]
【海外記事より】米中央情報局(CIA)の元アナリストであるラリー・ジョンソン氏は、北京で行われたドナルド・トランプ米大統領と習近平国家主席による会談について、実質的な成果のない形式的な外交に終わったと分析しています。公式な共同声明が出されなかったため、両国が発表した説明文書を比較することで、実際の会談内容や埋まらない溝が浮き彫りになっています。
米国側は、イランの核兵器保有への反対やホルムズ海峡の通航、フェントニル原料の流入規制、米国産農産物の購入拡大など、中国側から譲歩を引き出したかのように発表しました。しかし、中国側の説明文書ではこれらが完全に無視されているか、極めて曖昧な表現にとどめられています。情報筋によると、中国側はイランへの圧力要請を明確に拒絶したとされており、両国の発表の食い違いは、それぞれの国内向け政治的ニーズや交渉上の立場を反映したものとみられます。
一方で、米国側の文書が一切触れなかった台湾問題について、中国側は「台湾独立と台湾海峡の平和は水と油のように相容れない」という習氏の強い警告を前面に押し出しました。習氏は米中関係の戦略的安定に向けた独自の枠組みを提示し、経済貿易関係の互恵性を主張しつつも、米国側の要求に応じる形ではなく、中国独自の主導による市場開放の姿勢を強調しています。また、中国の外相は会談を歴史的な成果があったと総括し、秋に習氏が訪米することを確認しました。
その裏で、中国とロシアはパキスタンを介し、ペルシャ湾における新たな安全保障体制の構築に向けて動いているとされています。サウジアラビアやカタールに対し、米国との軍事関係を縮小させ、中ロが保証する戦略的協定へ参加するよう働きかけている模様です。もし両国が米国によるイラン攻撃のための基地や領空の使用を拒否し続ければ、米国は計画している軍事行動の中止を余儀なくされる可能性があると結ばれています。
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