Patriotic protest or hate march? What is ‘Unite the Kingdom’? — RT World News [LINK]
【海外記事より】英国で物議を醸しているトミー・ロビンソン氏主催の右派集会「ユナイト・ザ・キングダム」について、スターマー首相率いる労働党政権が最新の監視技術を投入し、海外からの登壇予定者の入国を禁止するなど異例の警戒態勢を敷いています。土曜日にロンドン中心部で行われるこの大規模なデモ行進は、現政権に対する国民の不満が左右両派から高まる中で、今年最大規模の右派の集まりになると予測されています。
この集会は、移民の増加や英国政治におけるイスラム教の影響力拡大、そしてSNS上の発言を理由に市民を投獄した政府の強権的な言論統制に対する不満を背景に、2024年7月から継続して開催されてきました。主催者側は平和的な集会であると主張していますが、メディアからは排外主義的、極右的と評されており、過去の開催時には左派の対抗デモや警察との間で小規模な衝突も発生しています。参加者数について警察側は5万人程度と見込んでいますが、主催者側はそれを大幅に上回る動員を予想しています。主催者のロビンソン氏は、親イスラム系移民の犯罪追及や表現の自由を掲げる一方で、過去に虚偽情報の拡散等で有罪判決を受けており、その資金源や親イスラムに偏った活動姿勢をめぐっては右派内部からも賛否があります。
今回のデモが注目される背景には、スターマー首相の労働党が地方選挙で1500近くの議席を失う歴史的大敗を喫した直後であるという政治的タイミングがあります。これに対し政府側は、暴動鎮圧用装備を整えた警察官4000人の配備やドローン監視に加え、特定の監視リストと通行人の顔を照合する顔認識カメラの設置といった前例のない警備体制を導入しました。さらに首相は、オランダの活動家ら11名の海外弁士を「極右の扇動者」として入国禁止処分に処しており、対象者からは先住の白人層を軽視する姿勢であるとの反発の声が上がっています。
また、今回はパレスチナ人をめぐる歴史的記念日である「ナクバ・デー」の親パレスチナ派デモと同日開催となり、一部の左派グループはロビンソン氏の行進への対抗も表明しています。警察側はパレスチナ派デモには顔認識カメラを使用しない方針を示したため、右派からは二重基準の取り締まりであるとの批判も出ています。しかし、現政権が過去にパレスチナ支援団体をテロ組織に指定し、言語の取り締まりを行ってきた経緯から、スターマー政権への強い反発という点においては今回の右派のデモ参加者と親パレスチナ派の双方に共通しており、ロンドンの週末はその相互の怨嗟が浮き彫りになる舞台になると結ばれています。
0 件のコメント:
コメントを投稿