Xi Warns Trump That Differences Over Taiwan Could Lead to 'Clashes and Conflicts' Between the US and China - News From Antiwar.com [LINK]
【海外記事より】ロイター通信などによると、中国の習近平国家主席は北京でトランプ米大統領と会談し、台湾を巡る意見の相違が米中両国間の衝突に発展する可能性があると警告しました。中国外務省の郭嘉昆報道官は記者団に対し、台湾問題は米中関係において最も重要な問題であるという習主席の認識を説明しました。報道官によれば、この問題が適切に処理されれば両国関係は全体的な安定を維持できますが、そうでなければ衝突が生じて関係全体が大きな危険にさらされるとのことです。さらに台湾独立と台湾海峡の平和は水と油のように相容れないものであり、台湾海峡の平和と安定を守ることが米中間の最大の共通分母であるとして、アメリカ側に台湾問題の処理において細心の注意を払うよう求めました。
北京の人民大会堂で行われた2時間に及ぶ会談の前に、トランプ大統領は公の場で習主席を偉大な指導者であると称賛し、友人であることを光栄に思うと述べました。一方、習主席は有益で協力的な米中関係への期待を表明しつつも、衝突を避ける必要性を警告しました。そして両国が、台頭する勢力と既存の勢力との間で戦争が起きるリスクを指す「トゥキディデスの罠」を乗り越え、大国間の新しい関係モデルを構築できるかどうかを問いかけました。この表現は習主席が長年使用してきたものですが、トランプ大統領に直接伝えた点に重要性があると報じられています。
今回のトランプ大統領の北京訪問には、政府高官や民間企業の最高経営責任者らが大規模な代表団として同行しています。これに先立つ数か月前、トランプ政権はバイデン前政権の全期間を上回る110億ドル規模の台湾への武器売却を承認しており、これに対抗して中国側は台湾周辺で大規模な軍事演習を実施していました。アメリカ側は中国の警告に留意している様子は見られず、ルビオ国務長官はメディアに対し、中国側は常にこの問題を提起するがアメリカ側も自国の立場を明確にして次の議題に進むだけであると述べ、習主席の発言を軽視する姿勢を示しました。
習主席は衝突の可能性を警告する一方で、米中が有益な関係を維持できることも強調しました。中国の偉大な復興と、アメリカを再び偉大にすることは両立可能であり、互いの成功を助け合って世界全体の幸福を促進できると述べています。また、両首脳はアメリカとイスラエルによる対イラン戦争についても話し合いました。ホワイトハウスによると、エネルギーの自由な流通を支えるためにホルムズ海峡を開放し続ける必要があるという点で一致し、習主席は海峡の軍事化や利用料を課すあらゆる試みに反対する立場を明確にしました。なお、イランが中国のタンカーのペルシャ湾からの出航を容認する中で行われたこの会談について、中国側の発表ではイランやホルムズ海峡への言及はありませんでした。
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