Peter Schiff: Jobs Are Worse Than They Say | SchiffGold [LINK]
【海外記事より】経済評論家のピーター・シフ氏が自身の番組で語った内容によれば、発表された雇用統計の数字は実態を反映しておらず、米国経済は極めて深刻な状況にあります。4月の雇用統計で11万5,000人の雇用増が報告されましたが、シフ氏はこれを「虚偽の統計」と断じています。特に「出生・死亡モデル」による統計操作の影響が大きく、実態は雇用が減少していると主張。世帯調査では4月に22万6,000人の雇用減、フルタイム労働者の大幅な減少が示されていると指摘しました。公式な見通しとは裏腹に労働市場はすでに冷え込んでいるとしています。
金融市場については、楽観的なシナリオがすでに価格に織り込まれすぎていると警告しています。市場は戦争の終結だけでなく、その後の原油価格の下落や債券利回りの低下といった「完璧な結末」を期待して動いていますが、現実はそれほど単純ではありません。シフ氏は、勝利の定義が単なる軍事的な損得勘定に留まらないことを強調し、市場が期待するような正常化が実現しないリスクを指摘しました。また、企業による人員削減については、競争力を維持し、残りの雇用を守るための苦渋の決断であるとして、経営者の判断を擁護する立場を取っています。
国家財政の面では、公衆が保有する債務がすでに経済規模を上回っており、米国の財政状況は破綻状態にあると断じています。政府が公表している39.2兆ドルの債務は、政府内部での貸し借りを差し引いた「積み立てられた債務」に過ぎません。これに社会保障やメディケアといった将来の支払い義務、さらには政府保証債務などの偶発債務を加えれば、その総額は150兆ドルを優に超えると推計されています。シフ氏は、米国という国家が事実上、債務超過の状態に陥っているという厳しい現実を直視すべきだと警鐘を鳴らし、引き続き物理的な金(ゴールド)や銀、および金鉱株への投資が、危機から身を守るために有効であると提言しています。
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