More Complications Arise In the Trump Universe - The Ron Paul Institute for Peace & Prosperity [LINK]
【海外記事より】米国の元情報将校で評論家のフィリップ・ジラルディ氏によれば、トランプ政権下で進められるホワイトハウスの改築計画や対外政策を巡り、深刻な混乱が生じています。当初、民間寄付で賄われるはずだったホワイトハウス東棟のボールルーム建設は、計画の肥大化と東棟の無許可解体を経て、予算が大幅に膨れ上がりました。さらに、トランプ氏への暗殺未遂事件を機に、地下核シェルターやドローン防御機能を備えた多機能施設へと拡張され、その追加費用10億ドル以上を国土安全保障省の予算、つまり国民の税金で賄おうとする動きがあり、保存団体などから強い批判を浴びています。
トランプ氏は中国を訪問し、政治指導部と会談する予定ですが、ペルシャ湾での米国とイランの再戦闘により、訪問の実現には不透明感が漂っています。中国側は世界のエネルギー・サプライチェーンの安定化を強く求めており、ホルムズ海峡での混乱が続く中での交渉には消極的だと見られています。一方でトランプ氏は、自身のゴルフ場に建立された巨大な黄金像の前で宗教指導者らから祝福を受けるなど、自らの偶像化を進める一方、国内の一般市民の生活改善には無関心であるとジラルディ氏は厳しく批判しています。
外交面では、NATO諸国との亀裂が深まっています。欧州諸国がイランとの戦争やイスラエルの行動に反対の姿勢を強めていることに不満を抱いたトランプ氏は、ドイツ駐留米軍5,000人の削減を決定しました。スペインをはじめとする複数の欧州国家は、イスラエルとの外交・軍事関係を断絶し、国際司法裁判所(ICJ)の令状に基づきネタニヤフ首相を逮捕する意向を示すなど、米国が主導する中東政策から明確に距離を置き始めています。
最も危惧されるのは、対イラン交渉におけるトランプ氏の強硬姿勢です。イスラエルとそのロビー団体からの強い圧力にさらされる中、トランプ氏はイランが妥協案に応じなければ、核兵器の使用を示唆するかのような「巨大な輝き」という表現で恫喝を行っています。ジラルディ氏は、イスラエルによる「偽旗作戦」のリスクや、イランの次にトルコを標的に定める動きにも触れ、トランプ政権の独善的な軍事介入が世界の破滅を招きかねないと警鐘を鳴らしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿