Oil trader pockets reported $125 mn on suspiciously well-timed Iran bet – media — RT Business News [LINK]
【海外記事より】原油市場において、驚くべきタイミングで巨額の利益を上げた取引が物議を醸しています。市場分析プラットフォームの「コベイシ・レター」が報告した内容によると、アメリカとイランの間で戦争終結に向けた進展があったとされる直前に、あるトレーダーが1億2500万ドルもの利益を手にした疑いが出ています。この取引が行われたのは5月6日の水曜日の午前3時40分ごろで、目立ったニュースがない時間帯であったにもかかわらず、約9億2000万ドルに相当する1万枚近い原油の売りポジションが、不自然なほど大量に投入されました。
その後、午前4時50分にアメリカのニュースサイト「アクシオス」が、アメリカとイランが停戦合意に近づいていると報じました。このニュースを受けて原油価格は2時間以内に12%以上も急落し、事前に売り注文を出していたトレーダーは、わずか1時間余りで巨額の含み益を得ることになりました。価格はその後反発しましたが、このタイミングの良すぎる取引に対し、内部情報を利用したインサイダー取引ではないかという疑念が市場関係者の間で強まっています。
現在のアメリカとイランをめぐる情勢下では、空爆や停戦、外交的な進展に合わせた不自然な賭けが、伝統的な金融市場だけでなく予測市場でも相次いでいます。イギリスの「ガーディアン」紙によれば、これまでにもアメリカによる空爆直前や、4月のトランプ大統領による停戦発表の数時間前に、合わせて10億ドルを超える巨額の賭けが行われてきました。特に4月の停戦発表時には、予測市場において数日間で1億ドルを超える賭け金が投じられたと報じられており、政治的な決定を事前に知る立場の人間が関与している可能性が指摘されています。
こうした事態を重く見たホワイトハウスは、今年3月24日に職員に対し、戦争に関する内部情報を用いた取引を行わないよう警告を発したと伝えられています。これは、イランのエネルギー施設への攻撃が急遽一時停止されるという政策転換の発表直前に、数分間で7億6000万ドル相当の原油先物が取引されるといった事案が過去に発生したためです。特定の予測市場のアカウントが停戦のタイミングを正確に的中させて利益を上げている事実もあり、市場の健全性が問われています。
今回の1億2500万ドルの利益確定は、一連の不自然な取引の中でも特に規模が大きく、市場に強い関心を集めています。外交上の重大な進展が、一部の投資家にとって莫大な富を生み出す機会となっている現状に、厳しい視線が注がれています。インサイダー取引の疑いが浮上する中で、国家の安全保障に関わる重要な情報がどのように管理され、市場に影響を与えているのか、今後も慎重な議論が必要とされるでしょう。
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