The Money Printers Have Crossed the Point of No Return – GAINS, PAINS & CAPITAL [LINK]
【海外記事より】投資の世界は今、新たな章に突入しています。パンデミックをきっかけに、かつては考えられなかった規模の通貨増刷と経済刺激策の扉が開かれました。政府や中央銀行といった政策立案者たちが一度この一線を越えてしまった以上、もはや以前の「正常」な状態に戻ることはないでしょう。米国、欧州、日本は依然としてパンデミック前を遥かに上回る財政支出を続けており、この「新しい常態」が通貨価値の急激な下落とインフレ率の上昇を招いています。
無謀な支出を続けているのは政府だけではありません。中央銀行もまた、インフレが以前の水準まで十分に沈静化していないという明白な証拠があるにもかかわらず、金融緩和を継続しています。米連邦準備理事会(FRB)は、月に400億ドル規模の無制限な量的緩和を実施しており、新規に増刷した資金で米国債を買い支えています。FRBはこの仕組みを別の名称で呼んでいますが、実態は紛れもない量的緩和に他なりません。さらに、FRBは2023年末から既に6回の利下げを行っており、欧州やスイスなど各国の中央銀行も同様に相次ぐ利下げに踏み切っています。
現在、私たちは政府による積極的な財政支出と、中央銀行による通貨増刷・利下げが組み合わさった「財政支配」の時代にあります。これは金融システムにおける地殻変動であり、投資家にとって重大な意味を持ちます。世界で最も多額の資金を動かす政策当局が通貨の増刷に完全にコミットしたことで、金融市場はその影響を敏感に察知しています。その結果、金(ゴールド)の価格はドルやユーロ、円といった主要通貨に対して放物線を描くように急騰しており、コモディティ価格も12年間にわたる下落トレンドを打破して上昇に転じました。
こうした状況は、私たちがインフレヘッジ資産にとって「一生に一度」とも言える好機の真っ只中にいることを示唆しています。実物資産の価格が急点火している現状は、金融システムが新たな章へ移行したことを告げる叫びのようなものです。賢明な投資家たちは、このインフレの嵐を生き抜き、利益を得るために既に行動を開始しています。特に貴金属鉱山株など勢いのある銘柄は、2025年に数百%という驚異的な上昇を見せました。現在の政策転換が続く限り、2026年も同様のパフォーマンスが繰り返される可能性が高いと専門家は分析しています。
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