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2026-05-03

イラン戦争の代償

The Costs of Trump's War: How Long Until They're Unbearable? - YouTube [LINK]

【海外動画より】アメリカの元下院議員ロン・ポール氏が、現在のトランプ政権下の軍事行動がもたらす経済的代償と、その持続不可能性について警鐘を鳴らす動画を紹介します。動画ではまず、イラン周辺での軍事活動に関連する不透明な予算支出が指摘されています。当局は当初、短期間の活動で済むと説明していましたが、事態は数ヶ月に及び、当初の予測を大幅に上回る250億ドルから500億ドル規模のコストがかかるとの懸念が議会で噴出しています。ポール氏は、これほどの巨額な資金が投じられながらも、政府が国民に対して真実を語らず、明確な目的のないままに戦線が拡大している現状を批判しています。かつては戦争の開始には議会の承認が必要であり、目的も明確にされていましたが、現代では行政が独断で進め、連邦準備理事会(FRB)が通貨を増刷することでその費用を賄うという、不健全な仕組みが定着していると述べています。

経済的な側面では、このような軍事政策がアメリカ国内のインフレを加速させている点が強調されています。パンデミック時の過剰な経済刺激策がもたらした物価上昇の波に続き、今回の軍事コストがさらなる「インフレの津波」となって国民を襲うことが危惧されています。特に石油価格への影響は深刻で、アメリカは本来、世界最大の石油輸出国であるにもかかわらず、イランやベネズエラといった国々への介入や制裁、さらには「石油の略奪」とも呼べる強引な政策を続けることで、かえって国内のガソリン価格を4ドル以上に押し上げる結果を招いていると指摘しています。供給と需要のバランスだけでなく、ドルそのものの価値が下落している事実を直視すべきであり、貴金属価格の上昇は通貨に対する信頼の低下を如実に示しているという見解です。

最後に、ポール氏はこの「終わりのない戦争」が止まる唯一の理由は、アメリカが経済的に破綻することであると述べています。借金に依存した国家運営と、FRBによる金利操作が引き起こす誤った投資は、長期的な経済成長を阻害する大きな要因となっています。特に、一握りの人々が密室で通貨の価格を決める現在の金融システムが、富の不公正な分配と市場の歪みを生んでいると主張しています。世界文明としての歴史が長いイランのような国と対立し続けることは、アメリカ自身の首を絞める行為であり、自国の憲法に立ち返り、他国への介入をやめて速やかに撤退することこそが、アメリカの経済的繁栄を取り戻す唯一の道であると結論づけています。国民はこの高い代償に気づき始めており、抜本的な政策転換が必要であると強く訴えています。

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