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2026-05-06

世界経済の大惨事

Danger of a World Catastrophe - The Ron Paul Institute for Peace & Prosperity [LINK]

【海外記事より】イラン情勢を巡る戦争の長期化が、世界的な大惨事をもたらす危険性について、政治家のジョン・ダンカン・ジュニア氏が寄稿しています。世界的な富豪として知られるLVMHのベルナール・アルノー氏は、この戦争が速やかに解決されなければ、経済に極めて深刻かつ否定的な影響を及ぼし、世界的な大惨事になると警告しました。ダンカン氏は、もし事態が迅速に解決すれば企業活動は正常な軌道に戻ると期待を示しつつも、2026年の先行きが不透明であることに強い危機感を表しています。

米国内の政治状況も切迫しています。ニュート・ギングリッチ元下院議長は、戦争の影響や生活コスト、ガソリン価格の問題が解決されなければ、選挙において共和党に勝ち目はないとの厳しい見通しを示しました。トランプ大統領は、イスラエルとの関係と自国経済の保護という極めて困難な板挟みの状況に直面しています。JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者も、事態は人々が考える以上に悪化するだろうと予測しており、戦争が終結しなければ米国および世界経済が深刻な景気後退に陥る可能性を認めています。

外交政策の専門家であるジョン・ミアシャイマー教授は、世界経済はすでに揺らいでおり、戦争が長引くほど損害は拡大すると指摘しています。ダンカン氏は、イスラエルがイランに対して徹底的な攻撃を続け、服従あるいは破壊を目指す姿勢を崩していないことを危惧しています。また、経済学者のジェフリー・サックス教授も、イスラエルのネタニヤフ首相が米国をイスラエルのための終わりのない戦争に引き込んでいると批判しました。ダンカン氏によれば、このまま戦争を継続すれば、数百億ドル規模の支出にとどまらず、米国経済そのものを破壊することになりかねません。

ダンカン氏自身は保守派の立場から、イスラエルという国を祝福することと、現在のイスラエル政府の政策を支持することは別であると説いています。現在、原油価格は114.60ドルにまで高騰しており、戦争開始前の60ドル前後から大幅に上昇しています。ダンカン氏は、この戦争をこれ以上放置すれば、米国もまた社会主義的な勢力によって統治され、国家に長期的なダメージが及ぶことを深く懸念しています。世界の経済基盤が崩壊の淵にある中、米国の利益を最優先する政策への立ち返りと、早期の紛争解決が急務であるという視点で現状が分析されています。

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