Did Civil War in Mexico Just Begin? - LewRockwell [LINK]
【海外記事紹介】「メキシコで内戦が始まったのか?」——経済評論家のマイケル・スナイダー氏は、メキシコ最大級の麻薬カルテル「ハリスコ新世代カルテル(JNGC)」の首領エル・メンチョの殺害をきっかけに、メキシコ全土が未曾有の混乱に陥っている現状をレポートしています。
著者は、不都合な真実として「麻薬密売はメキシコ経済の柱の一つである」と指摘します。カルテルは長年、政府軍を凌ぐほどの火力を持ち、実質的に国の一部を支配してきました。これまではカルテル同士の内戦にエネルギーが割かれてきましたが、今回の首領殺害にCIAが深く関与していたことが判明したことで、カルテルが共通の敵(メキシコ政府と米国)に対して団結するという、極めて不穏な事態に発展しつつあります。
現在、ハリスコ州のプエルト・バジャルタやグアダラハラでは、カルテルによる激しい報復活動が展開されています。
都市の封鎖: 軍の移動を妨害するため、バスやタクシーが焼き払われ、道路が封鎖されています。
交通インフラの麻痺: グアダラハラ国際空港では滑走路から煙が上がり、観光客がパニックに陥って避難する様子がSNSで拡散されています。
市民と観光客への影響: 街全体がロックダウン状態にあり、閉じ込められた米国人観光客が「遺言状の場所を家族に伝えた」といった緊迫した証言も報じられています。
さらに懸念されるのは、これが米国内に波及する可能性です。一部のSNSアカウントは「米国内での大規模なテロ作戦」を警告しており、JNGCはトランプ政権に対しても「全面戦争」の構えを見せています。
著者は、もしメキシコ政府がカルテルによって崩壊するようなことがあれば、米国は介入(侵攻)を余儀なくされ、最悪の場合「米墨戦争」に発展するリスクがあると警告しています。「麻薬戦争」は今や、一国の治安問題を超え、北米全体の安全保障を揺るがす全く新しいレベルへと突入したというのがスナイダー氏の見解です。
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