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2026-02-24

劣化する嘘

We Deserve Better War Propaganda - The Ron Paul Institute for Peace & Prosperity [LINK]

【海外記事紹介】独立系ジャーナリストのケイトリン・ジョンストン氏による、アメリカ政府とメディアが垂れ流す対イラン戦争プロパガンダの質の低下と、その背景にある不気味な慢心について批判したコラムをご紹介します。

著者は、現在の対イラン戦争に向けた世論誘導が、もはや「説得」の体裁すら整えていないと切り捨てています。例えば、米政府の中東特使が「イランは核爆弾製造まであと1週間という段階にある」と主張しましたが、これはタカ派が30年以上も繰り返し使ってきた嘘の使い回しに過ぎません。あまりにも透明な嘘であるため、イスラエルのメディアですら「イランには濃縮のための機械も兵器プログラムもない」と嘲笑する始末です。

また、イラン当局が抗議デモに参加した女性の胎内を切り開いたというショッキングなニュースが拡散されていますが、これも「残虐行為プロパガンダ」の典型であり、匿名の一人の証言以外に何の証拠もありません。イラク戦争での「大量破壊兵器」の嘘を経験した世界において、独立した確実な証拠がない限り、米政府が打倒したがっている政権についての主張は即座に却下されるべきですが、メディアは依然としてこうした「嘘」を垂れ流し続けています。

著者は、かつてのイラク戦争時のような緻密な世論形成(合意の捏造)すら行われず、あまりに質の低いプロパガンダがまかり通っている現状に危機感を募らせています。これは、アメリカ国民が戦争に圧倒的に反対していることを帝国側がもはや気にかけておらず、国民の「合意」を得る必要すら感じないほど、その専制的な本性を剥き出しにしている証拠であると分析しています。

結局のところ、信憑性の低い嘘を平気でつく今の姿勢は、国民を愚弄しているだけでなく、帝国の中心部で革命が必要なほど腐敗が進んでいることを示していると結論づけています。戦争という巨大な惨劇を正当化する努力すら惜しむようになった支配層の姿は、今後の暗い未来を予感させるものであると警告しています。

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