The Discombobulated West - LewRockwell [LINK]
【海外記事紹介】独立系メディアによる、混迷を極める現代の西洋と、イランや中国を巡る帝国主義的な動きの末路を痛烈に批判したコラムをご紹介します。
著者は、現在の世界が一切の正当化を放棄し、なりふり構わぬ剥き出しの力による支配という、新しい歴史的フェーズに突入したと指摘しています。トランプ政権が推し進める関税中心の外交とイランへの軍事的威圧は、多極化を目指すロシア、中国、イランといった勢力との最終決戦の様相を呈しています。現在、アメリカでは巨大な投機バブルが支配していますが、歴史的に見て略奪と混乱を繰り返す帝国は、バブル崩壊後の出口を常に戦争に求めてきました。軍産複合体という巨大な利権構造は、経済的信用を失った西洋資本主義の唯一の逃げ道となっており、2027年の国防予算が大幅に増額される見通しの中、破綻を隠すための戦争の足音が近づいています。
また、この記事は西洋社会が抱える病理についても鋭く言及しています。トランプ、ネタニヤフ、そしてエプスタインを巡るシンジケートは、政権を揺るがしかねないスキャンダルであるエプスタイン・ファイルから国民の目を逸らすために、物語を書き換える必要に迫られています。一方で、欧州は安価なロシア産エネルギーを捨て、非常に高価なアメリカ産LNGに依存することを決めた結果、かつての工業大国ドイツですら倒産と廃業が日常化しており、まさに脱工業化の勝利というべき皮肉な事態に陥っています。
4月初旬に予定されているトランプ氏の訪中は、米ドル支配を維持するための最後の大取引を狙ったものですが、中国がこれに応じる可能性は低いと見られています。中国はすでに独自の経済圏を構築し、着実にドル離れを進めています。結局のところ、イランを巡る対立は、アメリカとシオニストによる帝国主義が生き残るのか、それともロシア、中国、そしてBRICSが主導する多極化世界へと移行するのかを決める、歴史的な分水嶺となると結ばれています。
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