The MAG-7 Just Triggered a Crash Signal — And the Dollar Can’t Save You This Time – GAINS, PAINS & CAPITAL [LINK]
【海外記事紹介】アメリカの金融ストラテジスト、グレアム・サマーズ氏が、現在の株式市場における不気味な予兆について警鐘を鳴らしています。サマーズ氏によれば、これまでの強気相場の正体は、米ドルの価値下落から逃避するために資本が株式へと流れ込んだ「通貨安トレード」に過ぎないというのです。実際に、2025年上半期だけで米ドルはその価値の12パーセントを失いましたが、現在はその下落基調が足踏み状態にあります。これは、これまで株価を押し上げてきた最大の原動力の一つが消失しつつあることを意味しています。
さらに深刻なのは、債券市場が発している危険信号です。米国2年債の利回りが急落の瀬戸際にあり、これが現実となれば投資家がリスク資産から一斉に手を引き、安全資産へと逃避する「質への逃避」が始まると予測されます。アメリカ政府が景気拡大期であるにもかかわらず、リセッション時のような巨額の財政支出を続けている現状を考えれば、債券価格の上昇、つまり利回りの低下は市場の重大な変調を示唆しているのです。そして何より懸念されるのが、市場の牽引役であった「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる巨大IT企業群の動向です。2023年末からの株価上昇の75パーセント、S&P500の利益の80パーセントをこの7社が占めており、彼らを除けば強気相場など存在しなかったも同然です。
サマーズ氏は、これら主要銘柄のチャートが、2025年初頭の市場急落直前と全く同じ不吉な形状を描いていると指摘しています。数カ月にわたるもみ合いを経て、ついに下限を割り込み始めた現在の動きは、過去50年間のあらゆる大暴落を的中させてきた指標とも合致しているというのです。1987年のブラックマンデーやITバブル崩壊、そしてリーマンショック時と同じシグナルが点灯している今、投資家はドルの救済を期待することなく、目前に迫る危機に備える必要があると氏は結んでいます。
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