Indian Gold Demand Robust in India In January as Prices Scaled New Highs [LINK]
【海外記事紹介】世界第2位の金市場であるインドにおいて、価格が過去最高値を更新し続けるなかでも、投資需要が極めて堅調に推移している現状を伝えるレポートをご紹介します。
今年1月、金価格はルピー建てで10グラムあたり17万5231ルピーという驚異的な最高値を記録しました。ルピー安の影響もあり、現地の金価格は前年比で24パーセントも上昇しています。特筆すべきは、これまで現物資産を好んできたインドの投資家たちの間で、金ETF(上場投資信託)への関心が爆発的に高まっている点です。
インドの金ETFは9か月連続で資金流入を記録し、運用資産残高は前年比で3倍以上に急増しました。1月には保有量が初めて100トンの大台を超え、110トンに達しています。ワールド・ゴールド・カウンシルの分析によれば、金ETFへの流入額が初めてインド株式への流入額を上回っており、投資家の資産配分の好みが株式から金へとシフトしつつある可能性が示唆されています。
インドの人々にとって、金は単なる贅沢品ではなく、経済的・文化的に不可欠な「富の保存手段」です。インドの全世帯の87パーセントが何らかの形で金を保有しており、所得層に関わらず、最も低い収入層の世帯でさえ4分の3以上が金を購入しているというデータもあります。宝飾品としての需要は価格高騰により数量ベースで2割ほど減少していますが、コインやバーといった投資向け製品への関心は依然として高く、価格が一時的に下がればすかさず買いが入る「押し目買い」の意欲が非常に強いのが特徴です。
欧米市場では価格高騰に伴う利益確定の売りも見られますが、インドの投資家はさらなる値上がりを期待して保有を続ける傾向にあります。この「インドの金愛」とも言える強固な需要は、世界的な金価格の下支え要因として今後も重要な役割を果たしそうです。
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