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インフレは税の一種です。しかも普通の税よりも悪質な税です。ところが、この事実はよく理解されていません。それどころか、多少のインフレはむしろ良いことだという嘘が、現在主流の国家主義的な、誤った経済学(ケインズ経済学)や、そこから派生した極端な説 (MMT=現代貨幣理論など) によっ...

2026-02-20

誰が若者の夢を奪ったか?

Why Millennials and Gen Z Are Trapped by Debt, Inflation, and Broken Promises - LewRockwell [LINK]

【海外記事紹介】経済界で多大な影響力を持つダグ・ケイシー氏が最新のインタビューで、ミレニアル世代とZ世代が直面している「借金、インフレ、そして壊された約束」という過酷な現実について、非常に辛辣かつ本質的な見解を述べています。

ケイシー氏は、今の若者が「一生借金漬けの小作人」のように扱われている現状は、数十年にわたる国家の過剰な介入と中央銀行による資産バブルの創出が生んだ「必然的な結末」であると断じています。税金は高まり続け、蓄財を試みてもインフレがその購買力を容赦なく削り取ります。その結果、若年層はマイホームを持つという夢さえも奪われ、不動産や教育、医療といった生活の根幹に関わるコストが、一般市民の手の届かない高みへと押し上げられてしまったのです。

実際、統計データを見てもその深刻さは明白です。2025年から2026年にかけての米国の物価動向を見ると、住居費の上昇率は依然として全体のインフレ率を上回っています。特に教育費や医療費といった「生活に不可欠なサービス」のインフレは依然として根深く、ミレニアル世代の平均的な消費者負債は約13万2000ドル、Z世代も3万4000ドルに達しており、その多くを学生ローンが占めています。かつてベビーブーマー世代が20代で当たり前のように享受していた「マイホームでの自立」は、今や14万ドル(約2,100万円)以上の年収がなければ家族4人で中流生活を維持できないという異常なコスト構造によって、遠い夢と化しています。

ケイシー氏は、既存の「資格重視のホワイトカラー経済」も、AIと自動化の波によって間もなく崩壊すると警告しています。彼は若者に対し、毒物と化した現代の大学教育を避け、自らを「ルネサンス・マン(万能人)」として鍛え上げるべきだと説きます。特定の企業にぶら下がる従業員としてではなく、どこへ行っても、どんな状況でも自力で価値を生み出し、稼ぐことができる「起業家」としてのスキルを身につけることこそが、唯一の脱出口だというのです。

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