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インフレは税の一種です。しかも普通の税よりも悪質な税です。ところが、この事実はよく理解されていません。それどころか、多少のインフレはむしろ良いことだという嘘が、現在主流の国家主義的な、誤った経済学(ケインズ経済学)や、そこから派生した極端な説 (MMT=現代貨幣理論など) によっ...

2026-06-08

ドル覇権の終わり

【海外動画より】今回は、トレンド予測の専門家であり『トレンド・ジャーナル』誌の発行責任者でもあるジェラルド・セレンテ氏が、中東での戦争が世界経済や通貨制度に与える深刻な影響について分析した動画をご紹介します。セレンテ氏は、現在の米国は建国の父たちが戦って退けたかつての英国のような、戦争を繰り返す国に変貌してしまったと強く批判しています。米国の債務対国内総生産(GDP)の比率は100%を超え、10年前の約2倍に膨らんでおり、こうした無謀な構造が米ドルの覇権の終わり、すなわちドルの死を招きつつあると強い言葉で警告しています。

さらに、現在の中東をめぐる戦争が、この悪化していた状況を決定的に悪化させたと分析しています。年初に1バレルあたり約60ドルだった原油価格が跳ね上がり、世界的なインフレを引き起こしているためです。多くの国がこの経済的打撃に苦しんでおり、戦争への関与をめぐって米国への国際的な反発が強まっています。セレンテ氏は、景気後退とインフレが同時に進むスタグフレーションではなく、経済成長が衰退しながらインフレが昂進する「ドラッグフレーション」が世界を襲っていると指摘しています。若者の住宅購入年齢がかつての28歳から40歳へ上昇するなど、一般市民の生活は困窮の度を深めています。

一方で、主要な株価指数などの金融市場が表面上は上昇を続けている背景には、大手の機関投資家が市場全体の多くを支配している構造があります。現在の経済成長は人工知能(AI)やデータセンターへの巨額の投資によって支えられているに過ぎず、一般の実物経済や個人の消費に基づいたものではありません。このような富裕層のみが潤うK字型の経済格差が深刻化しています。また、本来なら地政学リスクで急騰すべき安全資産の金や銀の価格が一時的に調整しているのは、トルコやメキシコなど債務増加に苦しむ国々が損失補填のために金を売却していることや、投資家が株式市場での損失を穴埋めするために金を現金化していることが原因であると述べています。このように、世界情勢の不確実性が急速に高まる中、一般の実物経済と金融市場の乖離は一段と進んでいます。

"All Hell Gonna Break Lose..." - Gerald Celente - YouTube

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